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2025年 12月 1日 のアーカイブ

結局サザビーの水転写デカールだけで5時間かかった。
海賊版の中でもGAOGAOは安い方らしいが、今回のサザビーは成型もデカールも高品質だった。
普段はもっと安い海賊版を買ってるから、もっと品質が悪い。
んで次はズゴックなんだが、こいつは合わせ目がピタッと塞がらない品質だ。
ダボを切り落としたり瞬間接着剤で合わせ目に橋をかけたり、追加工作が必要。
今まで塗装前に合わせ目を消さなかったからこそ、ガンダムマーカーで割れなかった。
先に組み立てたらABSにクラックが入るから、ガンダムマーカーで割れるかも知れない。
今回からは本格的にアクリジョンマーカーをメインに使うので、合わせ目は消した。
スジボリもいくらか足した。
んで、そのズゴックのためにシャアピンクのマーカーを調色して詰めた。
最初、オレンジイエローとピンクを混ぜれば良いんじゃないかとイメージした。
でもアルミカップ上で1滴ずつ混ぜてみたら、黄色が強すぎて狙った色じゃなかった。
もっと赤くしたいのでピンクをもう2滴加えたが、赤くと言うより白くなった。
黄色さは薄まったけど赤さが足りないので、つや消しレッドを1滴混ぜた。
うん、この色がイメージに近いシャアピンクだわ。
ピンク3g、つや消しレッド1g、オレンジイエロー1gでマーカーを作り、ズゴックに吹きかけた。
ズゴックは調色より良い色になり、とても満足している。

色は良いんだけど質感がこれで良いのか問題。
絵の具で塗った感じがある。
ベースカラーを使ってない赤鉄色で塗装した部分はツルッとしてる。
ベースカラーを使ったせいかどうかはわからないが。
そして、スジボリした部分が墨入れせずとも目立って黒い。
細すぎ深すぎで、スジボリの溝の内側に色がついてないか見えなくて黒いんだと思う。
もしくはアクリジョンの粒子じゃこの溝には入っていかないなんてこともあるのかしら。
ガンダムマーカーとは明らかに違い、別にこの質感も好きだがコントロールして使いわけたい。

ここまでベースレッド、シャアピンク、小豆色、赤鉄色、という順番でマーカーを作った。
小豆色と赤鉄色にはリターダーも入ってる。
塗料5gに対してうすめ液改1.5gが適量だが、うすめ液改を0.5g減らしてリターダーを0.5g入れた。
こっちの方がサラッとする感じでいいと思った。
じゃあベースカラーなら塗料4gうすめ液改1.5gリターダー0.5gでどうだろうか。
既にうすめ液改のみで造ったベースレッドにも少しリターダーを足してみようかな。
それで質感が変わるかも知れない。
いや今試し塗りするところもないけど。

本格的にアクリジョンマーカーをやり始めたが、使用済み撹拌ボールが足りない。
詰め替えペインターには1個しか入ってないが、2個入れたいから足りない。
そして注文したクレオスの撹拌ボールは取り寄せでいつ入荷するかわからない。
ヨドバシの商品ページは取り寄せから終売に変わってしまい、これはもう来ないかも知れない。
クレオス以外の撹拌ボールを注文するのは不安。
あと詰め替えペインターはもっと大量に買うわ。

そう、スジボリの道具がAliExpressで買ったやつで、今回の作業でちょっと疑問を感じた。
細すぎブレードと太すぎブレードしかない感じ。
細く彫ったスジボリを太いブレードで広げたくても入っていかない。
比べてブレードの太さを目視で確認するが、どっちが細いのかわからない事態になってる。
こんなに頻繁に使うなら、ちゃんと日本で売ってる道具を買おうと思う。

いやもうせっかくプラモは海賊版で安く上げても、道具が欲しくて無駄遣いしちゃうね。