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なかやまきんに君の動画で、英語の習得には5年かかるって話をやってた。
けど3ヶ月で習得出来るかのように誤解されてるよねっていう、世間一般とのギャップを語ってた。
まぁそりゃ英語教材やスクールが、5年分授業料かかるって言っちゃったら商売にならないじゃん。
3ヶ月もすれば多少は身につくよって事で、そのくらいの努力と金額なら集客が成り立つ。
しかも人生をかけて勉強して5年であり、教室に5年通えば自動的に習得出来るわけではない。
5年間も英語の習得に専念出来る人なんてほぼいない。
言語習得にお金や労力をかけるのは、ほとんどの人にとって無駄遣いになる。
憧れのバイリンガルにわずかなお金と労力で自分もなれると誤解されている分野だ。
カムカムエヴリバディも誤解満載で作られたあり得ない朝ドラだ。
そして彼も筋トレと英語習得は似てると言ってたけど、この誤解され方もそっくりだよな。
サプリとかスポーツクラブとかが儲けるには、3ヶ月で筋肉ムキムキですよって話をしちゃう。
けど実際は何年も根気よく続ける必要があり、短期間で身につけた物は短期間で失われる。
世間一般には筋トレすれば筋肉がつくと思われてるけど、筋トレしても筋肉がつかなくて挫折する。
誰でも筋肉つくならみんなムキムキになってるわ。
誰でも英語習得できるなら義務教育だけで全員習得してるわ。
あれは学校教育が悪いんじゃないのに、難易度を誤解してる人が文句を言ってるだけだ。
例えば東大卒の難易度を知るには、知り合いにどのくらい東大卒がいるかが参考になると思うよ。
じゃぁ知り合いにマッチョやバイリンガルがどのくらいいるか見渡せば、難易度がわかるんじゃね。
どれも近道があるならみんなやってるし、近道がないからあまり見かけないんだよね。
また、筋肉に関しては一時的な変化が簡単に起こるのがさらに誤解を生んでると感じる。
よく初心者ボーナスなんて言葉で表現されるが、それは錯覚を含んでると思われる。
一時的じゃない変化は、初心者といえどゆっくりしか成長しない。
でも一時的な変化はすぐ出るので、筋トレなんてすぐ成果が出ると思い込んじゃう。
けど一時的な変化でしかないので、すぐ停滞する。
いやこれ停滞してるんじゃなく、そもそも本当はゆっくりだ。
一時的な変化を本来の成果だと思ってるから、そのくらい楽に成長しないと満足しなくなる。
女は少し筋トレしたら足が太くなるって言うけど、実際に一時的な変化で太くなりやすいはずだ。
でもだからって、女がそれ以上筋トレすればさらに太くなるのは難しい。
男も少し太くなってあとはなかなか太く出来ない。
この部分は初心者ボーナスじゃなく一時的な変化だと思うのね。
やってない人がやり始めたら、力の入れ方が上手になるからパワーはアップする。
栄養とかサプリに気を遣えば細胞の水分量が上がり、筋断面積もアップする。
力が強くなって筋断面積もアップすれば、そりゃ筋肉が増えたと言うことになってしまう。
けどそれをあたしは一時的な変化だと言ってるわけで。
細胞の水分以外の変化、技術以外の力の変化が本当の成長で、それはゆっくりですよと。
うん、あたしは加圧トレーニングのまねごとをしてるが、これたぶん偽物の筋肥大だよ。
筋断面積って水だよたぶん。
ましてや低重量でパンプさせるだけだからパワーは伸びないし。
筋肉の細胞自体が強くなるというか、フィラメントが多くなるみたいな変化じゃないと思う。
二頭筋とカーフが、普通の筋トレしてる部位より筋肥大してしまっている。
見た目だけを追い求めるなら、筋肉が本物だろうが偽物だろうが関係ない。
水だろうが筋断面積には変わりないし、パワーは見た目のために必要ない。
けど自分でやっててこの筋肥大は違うなと疑問を持ってしまった。
これこそ一時的な変化であり、本物の筋肉ではない気がする。
そして多くの初心者が騙される根本理由がここにあると思う。
ま、成長ホルモンは本当に出るらしいので、加圧ごっこは続けるんだけれども。
薬で筋肉は強く出来ても関節や腱は強くならない、って部分の解決に期待してるからな。
自分では筋トレと呼んでいる習慣が、もはや本当は筋トレとして成立してないかも知れない。
誰とも同じじゃない、自分さえ良ければ良い運動習慣という事にしている。
徐々に体力がついてくるに従い徐々に運動量も増えてるので、たまに内容を書いておく。
週6日朝30分
ゴム補助懸垂→傾斜腕立て→跳スクワット→リアレイズ→サイドレイズ→アブローラー→
斜懸垂→バー腕立て→ブルガリアンスクワット→リアレイズ→サイドレイズ→アブローラー→
ゴム補助ワイド懸垂→パワーブロックプレス→パワーブロックロウ→リアレイズ→サイドレイズ
週6日夜15分
ゴム補助ワイド懸垂→傾斜腕立て→ブルガリアンスクワット→リアレイズ→サイドレイズ→
アブローラー→ゴム補助懸垂→パワーブロックプレス→パワーブロックロウ→
リアレイズ→サイドレイズ
ここまでが一応筋トレだと思ってやってる事で、朝17セット夜11セットになる。
あたしの集中力や体力は30分で急に途切れ、汗が噴き出し漫然と動作するようになる。
それでも30分以上やる工夫として、朝と夜にわけて週12日みたいな数え方になった。
朝は筋トレ後、週3で二頭筋、週3でカーフの加圧トレーニングっぽい偽物を5分やってる。
あと晩飯前に週3で一段飛ばし昇降をタバタタイマーで5分やってる。
どれも今のところはサボりたいと言う気持ちがなく、仕方なく週1日だけ完全休養を入れている。
あたしが筋トレと称してやってる事は、とにかく時短で詰め込んでいるわけだ。
懸垂のインターバルに腕立て出来るし、腕立てのインターバルにスクワット出来るだろと。
全身を1セットずつやれば、2セット目やる頃には十分に休めてると言う計算になってる。
しかしYouTubeで全身法を推奨してる人ですら、一種目につき3セットくらい連続でやるようだ。
そんなやり方してちゃインターバルがもったいないのよ。
あたしが集中して戦える時間は30分しかないから、水分補給以外の休憩は入れられない。
そう言うやり方をしてたら、まぁもしかしたらこれは筋トレではなく別の種類の体操かもしれない。
筋トレの種目だからって筋トレになってるかどうかは別の話だ。
これじゃ筋トレじゃないかも知れないが、なんせ薬物を利用してるから筋肥大は続いている。
停滞したら挫折するのが普通なので、挫折防止薬としての役割が大きい。
たったの1日30円分だから、筋肥大には少ししか貢献してないかも知れないよ。
けど少しでも効いてるはずだと思うと筋トレしたい気持ちが湧いてくるので心の薬になってる。
死ぬまで飲む。
たぶん、ジムに行ってる人は朝も夜も行くのは面倒くさいだろうよ。
家でやってるからこんなスケジュールに出来るというのがアドバンテージだ。
あと1セットずつ次々に違うことやるってのも、ジムでは難しいのかも知れない。
懸垂補助バンドや吊り輪を下げっぱなしで片付けてないってのも、ジムではダメなんだろう。
自宅で自分の好きなように、あらゆる理論を無視して気持ちよく暴れて、結果として筋肥大する。
客観的に見ると筋肥大より脂肪燃焼しそうな内容だけど、まぁ食ってるから無理だわ。
筋肥大のために筋トレを考えるのではなく、好きなようにやって筋肥大もしてたら大成功。
なおかつ天候に左右されないとか、混雑や休館日を気にしないとか、自宅のメリット全開で。
非常にうまく行ってるところだ。