FF13では一本道を歩きながらムービーを見る作業に飽き飽きしていたのだが、
ようやく長かった戦闘メンバー二人の期間が終わったようで、自由に三人選べるようになった。
こっちが三人になると言う事は手数が1.5倍になるって事で、相当な戦力アップなわけだが、
それに併せて敵も数で戦力アップしてきたので、かなりのドタバタ劇になっている。

戦闘メンバー二人の時点では、基本はアタッカー一人とブラスター一人でブレイクして戦う。
やばくなったらブラスターの方をヒーラーにして回復させ、アタッカーには引き続きゲージをタメさせる。
というシンプルな戦闘方法だけでほとんど行けちゃうので、単純すぎて飽きちゃう。
時々、バッドステータスを付けるべき敵が出てきたり、ディフェンダーで猛攻を凌ぐ必要もあるが、
それらが飽きさせない変化と言うよりも、飽きる上に面倒くさい作業が増えたとしか感じなかった。
このゲームはこの調子でつまらないのかって心配しながらも、メンバー集結を待ち望んでいた。

で、いざ三人になってみると、AIがとても高速かつ的確に行動してくれるので、
メンバー全員の状況を把握するのが難しく、どんどんいろんな事が起るので面白い。
ブレイクした敵を袋だたきにするシーンなんかは、数字が連続してポップアップしてくるので、
誰のどんな攻撃がいくらダメージを与えたのか視認できない。
敵ばっかり見てるとHPがやばいので、ともかくHPは厳重に見張りつつ、
今は誰が何のロールかってことを念頭に置いて、目的の行動がなされた瞬間を狙って作戦変更。
割りと負けるので、緊張感もあってスピード感もあって、ようやくこれで面白くなった感じ。

と言う辺りで、今度は戦い慣れてまた同じ作業ばかりしてるって感覚になってきた。
完全攻撃態勢と守備回復態勢を基本にして、相手によっては補助態勢も使うっていう、
三つしか作戦がいらない感じなので、変則的なミックスはしてないし、
そもそも作戦がたくさんあると覚えられなくて間違うし、メンバーチェンジの度に変更するのも面倒だ。
ボスとかには一回負けるつもりでいくので、負けてからそのボス専用にメンバーと作戦を決めればよく、
その一時的な作戦も含めても四つあれば十分だ。
作戦だか戦術だかで頭を使わないと勝てなさそうに見せかけといて、そんなに複雑じゃない。

集合して気がついたのは、同じロール名でもアビリティが違うので、誰かが誰かの代わりを出来ない事。
自分でコマンドを入力してないせいでここまで気がつかなかったが、
スノウがエリアブラストを持ってなかったからディフェンダーはファングにやらせる。
ファングをアタッカーとディフェンダーの専門職にしたかったが、スロウのためにジャマーも必要。
あと同じヒーラーでもケアルラがあるとかレイズがあるとか、攻撃も魔法か物理かとか、いろいろあった。
最終的には誰もが全てのロールをマスターするんだから、極めるつもりなら誰でも良いんだろうが、
とりあえずはメンバーを決めなきゃ行けないし、作戦も決めなきゃ行けないし、その辺が面白い。
戦闘は決めた作戦がうまく言ってるか確認しながら、スピード感に酔いしれてまぁ楽しい。
まぁでもこれは飽きが早そうだ。

ムービーは実写に近付きすぎて、ゲームなのにテレビCMが入ったかと錯覚した事もあった。
PS3すごいねって、今さら言う事でもないけど。

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