偽メモステ

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SD規格全盛の今、メモステなんてPSPにしか使えない物に個人的にはあまりお金をかけたくないが、
どのくらいの値段なら買っちゃうかって言う基準が人それぞれで、
最終的にはPSP本体より高いメモステにまで手を出す人もいるくらいだ。
あたしの場合はやっぱり2千円くらいで買えちゃうと、本でも買うような軽い気持ちで買ってしまう。
5千円まで行っちゃうと、それが将来2千円まで値下げされたとき悔しいかなという気持ちも働くが、
2千円がそれ以上値下げされてもあんまり悔しくない。
2千円くらいの国内のメモステと言えば今のところ8GBになるわけで、家には8GBのメモステが2個ある。
8GBは結構余裕があるけれども、時々あと少しだけ容量が欲しい時もある。
となると4千円の16GBが欲しいけど、8GBで我慢できるのに出費するほどの価値はあるか悩ましい。
しかも次世代機が発表された今、PSPでしか使えないメモステに出来れば出費したくない。

そんな状況で、中国の以前マジコン売ってたショップがあきらかに怪しい16GBを扱っている。
円高の影響もあって2千円くらいとなると、実用だけでなく好奇心としても買ってみたくなるわけだ。
写真を見るとSONYって書いてあるけど、SONYでそんなに安く売ってるわけがないし、
噂には聞くが出会ったことのない偽メモステなら、知ってて買ってみるのも悪くはない。

そういう経緯で実は結構前に買っちまったのだが、もちろんマジックゲート不明のまがい物だった。
しかしPSPでマジックゲートを使う予定はそもそも無いし、
アクセススピードもPSPで使う分にはハイスピード版と区別がつかない。
まがい物はまがい物を作るようないかがわしい業者が作ってるほどなんだから、
品質に関しても全く信用ならないと言う事は事実だが、品質が悪いと何が起るのだろうか。
偽ブランド品で品質が悪ければ壊れたりすると思うが、メモステには壊れるパーツがない。
壊れるとしたらパーツで壊れるのではなく、いきなり無反応のゴミになるって位じゃないのか。
そうならないとは限らないという不安もあるので、偽16GBがあるにもかかわらず、
本物8GBで足りるからと言う事で、偽16GBは使わずに眠らせておいたのだが、
やりたいゲームの他に、最新LCFWでも動作しないゲームを入れてアップデート時に動作確認してたら、
そりゃ当然にいつもより容量が足りないので、ちょっくら偽16GBで問題が出るまで使ってみた。

ISO起動に関してはとりあえず問題は出なかったのだが、CWCheatが誤動作するようになった。
まずPC等で編集したDBファイルを読み込んでくれない。
じゃあということでCWCheatで直接打ち込んでセーブしてみるとハングする。
ハングはするが打ち込んだDBファイルはちゃんと保存され、保存されるけど次回起動時読み込まれない。
保存せずに毎回起動時にコードを入れて使えば、コードはちゃんと効く。
PS1のDBはちゃんと読み込みできて、PSPのDBがうまく行かないって動作からして、
おそらく一定以上大きいDBファイルを、一定タイミングで読み込むって事が難しいんだろう。
そう考えればモロに、メモステの品質が関わる問題であり、偽物だからっていう理由に納得出来る。

あたしは偽メモステでそうなったけど、SDを変換してるやつだって仕組み的には似たような物だろう。
どうせ偽メモステは、コスト的に考えても中身SDと変換器入れてるんだろうからな。
プラグインを使わないなら、たぶん偽メモステを安く買っても問題にならないと思う。

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