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2007年 2月 24日 のアーカイブ
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チートコードを改造コードと表現するのは嫌いだ。
ROMを改変しちゃったなら紛れもなく、改造ROM、ハックROMでいいんだけど、
動作してるメモリーの書き換え、セーブデータの改変を改造と呼ぶのは違和感がある。
また、あたしはPSPを改造したなどと表現しているが、普通は機械の改造といえば物理的な改造だよな。
ファームウエアを純正以外の物に入れ替えたぐらいじゃ、改造とか呼ぶのはおかしい。
これはフラッシュ部分に入っているOSやBIOSを入れ替えたに過ぎないんだからな。
改造PSPという表現も、改造コードという表現も適切ではないのだが、あえてそう書いてみた。

先日までDSでゲームをやっていて強く感じたのは、自分がライト派にシフトしてしまったということだ。
ルールを覚えなくてもすぐに遊べて、最初から最後までクライマックスで、面白すぎてすぐ終わる物がいい。
1ヶ月もやってた世界樹の迷宮は、長すぎてもうなんとかしたくなったくらいだ。
なんとかしたくなったというのは、もちろんチートしたくなったという話だ。
これまでほとんどパソコン上のエミュだけでゲームを済ませてきたので、
フレームスキップ、どこでもセーブ、チートなどを駆使し、面倒なところはすっとばし、
より多くのゲームを短時間でご試食程度に遊んできたわけで、
DSを買ったら、面倒な作業ゲームで時間を潰さなきゃいけない物が多くてだいぶ不満を持った。
チンクルみたいに同じ所を何度も往復して材料を収集して金を貯めるゲームとかは出来なくなった。
DSでもチートを実現するために、まぁ手段は色々とあるようだが、面倒でやってなかった。

PSPの場合、現在の最新カスタムファームを入れると、それにプラグインを足すだけでチートできる。
やってみたのは、サターンでやり尽くし、サターンエミュでもう一回やったデビルサマナーで、
これだけやり尽くしたゲームをまたやるからには、もうチートコードは絶対必須だ。
導入方法も簡単で、必要な物を適切な場所に入れるだけ。
自分で調べる気がないのでネットで検索し、金MAXとマグネタイトMAXのコードを見つけて入力。
今回のデビルサマナーは真Ⅲと同様、図鑑から作成済み悪魔を買えるので、
金とマグネタイトさえ潤沢ならどこでも足止めされることなくドシドシ進行できちゃうのだ。
こんなマイナーなゲームをやる人は少ないらしく、コードはググって入力したけれども、
メジャーなゲームは最初からデータベースにコードが入れられているから、その必要すらない。
別の某ゲームでは、様々なチートコードがずらっとリストアップされ、選ぶだけの状態だった。

「コピーを動作させるための改造」のつもりでファームウェアを入れ替えたのに、
プラグインを入れればチートコードも使えるし、他にスクリーンショットを取ったりも出来るらしいしで、
もはや通常のPSPとは別の機械になってしまったかのようだ。
このチートについても、Devhookを入れないと出来ないと思っていたのだが、
カスタムファームウエアさえ入れておけば、あとは面倒なしに何でも出来るんだな。
改造前提だが、DS持ってる人でもPSP買っていいかもね。

ただ、この改造PSPは使いにくい点が一つある。
ファミコン時代からの伝統で、決定はAボタン、キャンセルはBボタンというのが一般的だが、
PSシリーズはそれに準拠して、同位置の○ボタンで決定、×ボタンでキャンセルになっている。
だのに、海外製(?)のカスタムファームもチートも、×が決定で○がキャンセルだ。
普通にゲームしてる時は○で決定し、チート操作の時だけ×で決定すると混乱してしまう。
アーケードゲームなんかでは左がAボタンだし、今書いてる文章も左から右へと読むわけで、
右にAボタンがある任天堂式の方が不自然なのかも。

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