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2006年 1月 6日 のアーカイブ
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そもそもWindowsの世界の進化がそれほど速くないのに、
開発ツールだけバージョンアップしすぎなんだよな。
特に、.NETについては昔のVBと一緒で、開発者には楽でもユーザーには不快なもので、
遊び程度の小物を作るには便利だが、徹底的にやろうとするとまだまだだ。
そんな.NETにあまりお金はかけたくない。
Delphiについては、C++部分にいまさら魅力は感じないから今回はパス。
Delphi2006のDM来た
VSについては、価格発表前は買う気十分だった。
このテーブルを見て、スタンダード版を買う予定になっていた。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/productinfo/productline/default.aspx

だが、いざ価格が発表されてみたら高すぎて困った。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/addcont.aspx?addid=724
バージョンアップで買うので、スタンダードなら1万、プロなら3万と予想したが、
実際はどちらも倍額の2万に6万だ。通常購入ならさらに高く、全くの問題外だ。
ソフトを作って売って対価を得ている人でないとプロは買えない。
スタンダードでも、この程度のセットでこの値段は全然納得できない。
そもそも、一人で複数言語を必要とはしていないわけで、
単品言語かつ高機能な、およそ3万円ぐらいの製品を出してくれたらいいのに、
低機能かつ抱き合わせで3万のセットを売るというのは、いったい誰を想定しているのか。
ユーザーは、何ができるかに払う金はあっても、使わない言語に金は払いたくない。
しかしメーカーは、抱き合わせのバージョンにしか高機能版を用意してくれない。
この点は、VSだけじゃなくDelphiにもいえるがね。
VSが殿様商売しているチャンスに、Delphiが高機能低価格を打ち出せるはずなのに、
両方が殿様になってしまっては、もう無駄に買わないことしかなすすべ無し。
買うのは、はっきりしたバージョンアップの目的が出てからにしよう。

と言うわけで、今回は無料版をダウンロードしよう。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/vcsharp/
エクスプレスは製品版なら有料だが、ダウンロードすれば無料で使える。
CDイメージをまるごと配布してくれるって太っ腹だな。
Delphi6も、ダウンロードなら無料ってので普及したからな。どんどんやるべきだ。
で、この無料版を使っている内に、そのうちまた期間限定安売りするかも知れないし、
なにか上位版を使いたい理由が出てくるかも知れないし。

B000CSPMYO
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