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そもそもAdMenuはエクスプローラのプラグインであり、真魚のプラグインじゃない。
作者にとっては必須プラグインなので、真魚に同梱してきたが、
本来なら必要な人だけが使うべきなんだよね。
ところが、このDLLをインストールするにはDOSの知識が必要だし、
それじゃ敷居が高いからってもしインストーラーを付属させた場合、
真魚のフォルダにDLLとEXEが一つずつ増えることになり、
それをDelphiで作るとなかなかのサイズになる。
仕方がないので、真魚本体がインストーラーも兼ねる仕様にして同梱してきた。
しかし、それだと本体を先に削除したらアンインストーラーがなくなってしまう。
そんな問題ははじめの頃から抱えて来たわけだ。
真魚のバージョンが1.xxの最後の頃だったか、2.xxの開発中の頃だったか、
AdMenuでもファイル名がユニコードのテキストを開けるようにするため、
Delphi7のライブラリをいじりまくったのだが、その部分をDelphi2005に移行できてない。
AdMenuをアップデートするときは、旧バージョンのDelphi7でビルドするしかなかった。
だが、自宅も事務所もOSを再インストールして以後、Delphi7はインストールしてない。
インストールしてさらにビルドできるまでカスタマイズするのが面倒すぎ。
だので、Delphi7はもう見捨てちゃおうと思っているのだが、
今後不具合があってもAdMenuだけ更新できない状況は好ましくない。
そこで、ぎょえ(仮)の時に作った.NET版AdMenuを真魚用に改造した。
コレまではDLLで配布していたので、本体かインストーラかDOSの知識が必要だった。
今回は、EXEファイル単体でプラグイン兼インストーラになっている。
しかも.NETなのでファイルサイズはとても小さい。
コレを本体と別配布にするのは、本体は.NETもレジストリも使用しないが、
プラグインは.NETも必要だし、プラグインとしてレジストリに登録されるわけで、
動作環境が一致してない二つの実行ファイルを混ぜる事はないだろうと。
べつに新機能があるわけではなく、.NETで同じものを作っただけなので、
.NETを入れたくなければ、現在のDLL版を手動でインストールして使っても問題ない。
共存は出来ないようにしたつもり。