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格差社会について / 2006-04-10 (月)

最近ってそんな格差がついた社会になっているんだろうか。
それが大いに結構なのか、格差はない方が良いのか。
その辺について、テレビに向かって一人で吠えている話を書いておくか。

格差が良くない理由は、下が極端に下だから。
格差が結構な理由は、上が極端に上になれるから。
これで説明は終了なんだが一応。

がんばっても上に行けない社会では勤労意欲がなくなるから、格差は必要なんだとさ。
そりゃ社会主義も滅ぶさってことで当たり前に格差は必要。
これ以上働いても税金のパーセンテージが上がるだけとか、
必死でがんばっても遊んでる人と同じ収入だとかじゃ、国じゃなくて人間が滅ぶ。
遊びまくったキリギリスが死んでくれるからアリは死にたくなくて働くんであって、
お話しの教訓はアリがキリギリスを見殺しにしたことにある。
がんばらなかった人とがんばれない人が死ぬからこそ、
死にたくなくてみんながんばるんであって、そうでないと人間は全滅する。
少なくとも、もしよその国ががんばらなきゃ生き残れない制度だと、
がんばらなくても大丈夫な国は対外国の競争で負けて、格差なく全員貧乏になるだろう。
だから格差社会が良くないって言う話をするのはおかしいし、誰もしてはない。

ただ、がんばらなきゃ死んじゃうような世の中では、
まっとうな方法でがんばったけど競争に負けて幸せになれなかった人が確実に出てくる。
負けるとどうなるかというと、出来る人は犯罪を犯して生き延びるし、出来ない人は死ぬ。
人はまっとうな方法で幸せになれなければ、人から幸せを奪う生き物であり、
他の人が幸せになればなるほど、自分も同じ幸せを欲しがり人から奪うから治安が悪化。
あるいは、犯罪は良くないから一家で心中するか、公園で凍死する。

これがジレンマだ。
格差が大きくなってもダメ、小さくなってもダメ、適切なのはどこか、
ということで、ようやく話したいことを説明する土俵まで辿り着いた。

格差を無くしたという話は、何も金持ちを妬んで、金持ちに散財を要求しているのではない。
いや、実は要求してるけど、表だってはそれを語らない。
そして、金持ちには「儲かったで賞」でさらに金持ちにする制度があるわけでもない。
実はこの話題は、金持ちがどうこうではなく、貧乏人の話がメインだ。
「格差社会」などと話しているが、全然格差の善し悪しとは関係なく、
貧困層のサポートをどうするかに話が集中している点が、遠回しで実にしゃくに障る。
というわけで、テレビに向かって指さして吠えてると。
貧困層を助けすぎると、がんばらない人が増えて日本は滅亡するし、
貧困層を保護してやらないと自殺者や犯罪者が増えてくる。
ようするに、貧乏人をこれ以上保護すべきか、すべきでないか、その話しかしていない。

現在、働かずに親の財産を食いつぶしている層がニートと呼ばれているようだが、
この人達は、親が死ぬ頃には生活保護を受ければ、
自営業で年金積み立てている人より多くの収入を得て、
これからも仕事をしないで生きていけわけで、将来を約束された人達だといえる。
一方で、中卒や高卒で中小企業に就職して、
残業したり転勤したりで毎日大変な人もいるのだが、
仕事が好きで夢を持ってやってる人ならどんなにつらくても平気だが、
生活の糧を得るためだけの仕事をしている人は、
就職難でやりたくもない仕事をし、がんばってない人と大して変らないほど貧乏だったりする。
似たようなら貧乏ならアリよりキリギリスの方が楽しくていい。
日本のキリギリスは冬を越せるので、アリも一緒になって遊び始めたのだ。
がんばればがんばることが出来るのに、がんばらない方が得だからがんばらない。
「ちょい貧困層」がわざと「真貧困層」に落ちて、保護を受ける立場に回っている現実がある。

この問題の解決方法は二つある。いや、二つしかない。
一つはちょい貧困層を、がんばれば真貧困層よりずっと裕福になれるよう保護すること。
そしたらちょい貧困層より上の中流層をもっと裕福になれるように保護しなきゃいけないし、
上流層にはさらに多大な保護が必要になる。
よってこの解決方法は全くの無理。
もう一つはちょい貧困層を、がんばらなければもっとひどい生活になるようにする。
そのためには真貧困層をもっと貧しくする。
これは出来るだろう。
なんせ、年金生活者の人権は保護されている事になってるんだから、
生活保護受給者だって同じ額まで減らしても人権は保護されていることになる。
この二つしかない解決方法の一つは理論上無理だから、残った一つはやるしかない。
議論の余地など全くなく、一つしかあり得ない答えが出てるんだから今すぐやるべきだ。
つまり生活保護を今すぐ半額にしなきゃ共倒れになるよと。

以前、弱者から税金取りすぎると、ワザと働かなくなるからマズいって書いたけど、
税金を取りすぎることが問題ではなく、ワザと働かないことが出来る社会がマズいよな。

金銭的に人権を守るためには、守れるだけの金銭が必要である。
人権擁護関連の人は、人権を守るためのお金をどこから出す気なのか。
恵まれない人にタダで恵んでやるほど恵まれた人がいると期待しているのか?
日本人の人権を守れる財力は日本にはないということに気がつくべきだ。
これまで、必死で自然の掟に抵抗してきたが、多少は抵抗をゆるめる必要がある。
まぁ、ストレートに言えば、生きれない人を切り捨てなきゃ全員死ぬ。
仕方ないよな。それが正解なのはわかってるんだもん。
質量保存の法則じゃないけど、本来死ぬ人を生かした分のツケを払えるほど豊かではない。

とにかく、今すぐやらなきゃいけない、やれる事を一つ書いた。

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く
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山田 昌弘



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