x64で行けそうな正規表現

1813 letters | 2091 views | コメントする

 自分で正規表現クラスを作るのは無理だと言い切っちゃうくらいだから、そもそも正規表現に対する理解もあまりしてなくて、結局誰かの作った物を利用するしかない。従来のx86版真魚では鬼車のDLLを使っていたが、これも2010年で更新が止まっているっぽい。そして、鬼車の改変版として鬼雲ってのをよそで出してて、ただしmakefileはwin32しかついてこないみたい。

 bregonig.dllって言うのが出てて、昔から多くのテキストエディタで利用されてきたbregexp.dllと互換性を持ちつつ内部は鬼車/鬼雲ってのが出ているようだ。それがx64にも対応しているみたいだから、たぶん鬼車/鬼雲はx64で利用可能なんだろう。だったらそれらのうちどれかを使えば、x64版でも普通に正規表現を使えると思う。でも自分でどうにかする自信は全然なし。bregonig.dllは誰かがDelphi用のヘッダーファイルを書いてくれたら楽々使えそうだが、自分で書くのはきっと無理だ。鬼車/鬼雲は誰かがx64のmakefileを書いてくれたら利用出来そうだが、自分でやるには不慣れすぎる。だので、これらのDLL利用は魅力的ではあるけれども、とりあえず後回しにしてもっと楽そうな物から検討している。それがうまく行かなければ不慣れとか克服して鬼車系を使うしかない。

 WordPressで更新Pingがうまく行ってないから代替案としてTwitterにめったやたらと発信し、もうあたしのTwitterは自動投稿でグチャグチャになってるはずなんだけど、そのTwitterからも人が来たようで、最近のDelphiは正規表現が標準で組み込まれているってコメントが付いてた。ほんだらそれを使うのが一番良い。とりあえず候補の一つ。

 日本人が作ったDelphi用正規表現でSkRegExpってのもあるみたい。日本語向けの検索オプションも使えるので、これも候補の一つ。ただ、あたしはライセンスの意味を全然理解出来ないのがネックで、MPLってのがどういう約束なのかわからない。これまでのように真魚をソースつきで公開する場合、このMPLってのに何か抵触するんだろうか。たぶん、ちょっとぐらいはソースを改変すると思うが、改変しようがしまいが、真魚のビルドに必要な物はまるっと再配布しちゃってるわけで、それも良いんだか悪いんだかわからない。よくわからないけど、文句がつかなければ一応これで行こうかと思っている。x64対応は、作者が今回のDelphi購入を見送ったらしく、たぶん出来てないと思うが、そのくらいの改変ならあたしにもできそう。なんせ、真魚のx64対応でチマチマ直していかなきゃ行けないんだから、同じ作業を他人のユニットでもやるだけと思えば、今のところ難しいことも無さそうだ。

Windows XP x64 Edition 上級マニュアル

 たぶん探せばもっといろいろあるだろう。あと、過去にいくつかの正規表現ライブラリを再帰でオーバーフローさせてアプリごと落ちるっていう検証をしたこともあるが、一見良さそうでも落ちるんなら使えないし、いくつもの候補を楽そうな順に使ってみるしかない。

たぶん関連のある記事:

  1. Secret
    2012年 04月 17日 火曜日 13:16

    MPL >> Mozilla Public License – Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/Mozilla_Public_License

  2. Secret
    2012年 04月 17日 火曜日 13:23

    MPL についてはWikipediaを見ると何となく解るかも

    Mozilla Public License
    http://ja.wikipedia.org/wiki/Mozilla_Public_License

コメントは終了しています。