Lime3DSからAzaharへ

3DSのゲームはカスタムファームウェアをインストールするとバックアップできる。
カートリッジから吸い出したファイル名は拡張子が.3dsになる。
よって、このバックアップを動作させるエミュレータの方も拡張子.3dsを読み込む。
しかし今、プレリリース版のAzaharでは.3dsのままじゃ読み込まない仕様に変更された。
拡張子を.cciに変更すると読み込める。
ファイルの中身を変換する必要はない。
本来の正しい拡張子が.cciで公式なんだとよ。
.3dsは非公式なんだとよ。
公式だろうが非公式だろうが、違うのは拡張子だけだからどっちでも良いんだが。
何かしらの思惑があって、正しくない拡張子を減らしていこうって事だろうな。
せっかくプレリリース版が出てたのでインストールはしてみた。
Lime3DSがインストール済みだと競合してインストール出来なかった。
まだio.github.lime3ds.androidを使っている状態で、おそらく正式版では変更されるはず。
確認したこととしては、クイックセーブを物理ボタンに割り当てることが出来たのが大きい。
この機能を使うために、あえてLime3DSではなくMandarineを利用してきた。
これからはAzaharも同等の機能がある訳で、選択肢になり得る。
エミュレータのパフォーマンスが良くなったかまで確認してない。

あと気になったのは、システムファイルのインストール方法が変更になったこと。
Lime3DSではaes_key.txtを使って任天堂サーバーからシステムファイルをダウンロードできた。
おそらく合鍵で侵入して盗み取るような行為で、これを継続するのは開発者もリスクが高い。
よって、システムファイルは実機からコピーしてくださいと言う事になったようだ。
コピーツールは別で用意されている。
他のゲーム機でもBIOSは実機から吸い出すわけで、3DSもそうなるよと言うだけ。
個人的にはシステムファイルを全部入れると重くなるので、日本語フォントだけ入れれば十分。
nandフォルダ内の「0004009B」フォルダだけバックアップしておいて、他は空で良いと思う。

3DSエミュレータが重い理由として、実機の裸眼3D機能のせいで両目で2倍描画してる事がデカい。
これはエミュレータでは不要な機能なので、ようやく右目用の描画をオフにできるっぽい。
上画面の描画負担が半分になる訳だから、おそらく相当パフォーマンスは上がる。
でも不具合もあるらしく、デフォルトではオフになっている。
よく読まないと知らないままだったと思う。
もしこれで大幅に軽くなるなら、もっと3DSゲームを遊びたい。
まだカクカクするようならもっといい端末に買い換えるまで3DSはお預けでいい。

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