世論に勝てる人はいない

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松本人志や伊東純也の話。
もしくは袴田事件とかも。
推定無罪と弱者救済の両立は出来ないんだなと思った。
やったという証拠もやってないという証拠もない。
一方がやったと言い、他方がやってないと言う水掛け論。
そんな状態で有罪になっちゃった冤罪事件とかがたくさんある訳だ。
特に世論のキメツケが厳しい。
日本では証拠がない状態でも先に有罪であるかのように報道されてしまう。
真実はどうあれ、一度報道されたらレイプのイメージが付いちゃうよ。
真実はどうあれ、スポンサーはイメージだけで全て離れる。
真実はどうあれ、殺人犯だと報道されたら生涯名誉を回復できない。
まぁテレビとか見てる人がバカしかいないけど、バカ相手に商売しなきゃならん。
バカには推定無罪なんて能力はないので、言っても無駄だなとは思う。
そしてレイプされた側の救済とか、殺された遺族の救済もある。
証拠がないからと言って、疑わしい人を野放しに出来ない現実がある。
松本人志や伊東純也にレイプされた女がいたら、証拠がないからと言ってほっとけない。
「証拠はありませんがレイプされたそうです」が中立な表現だが、そのように報道されない。
より弱者に寄り添った表現をするため、推定無罪は忘れられてしまう。

あたしは松本人志も見たいし伊東純也も見たい。
彼らが専門外で何をしたかにはこだわらない。
けどテレビはフリークではなく一般人に売れないと出せない。
推定無罪なら真っ白なはずが、日本ではいったん報道されたら真っ黒になる。
グレーはない。
中立じゃない点がすごく気になってた。
が、中立じゃダメな理由にやっぱり弱者救済がある。
被害者が気の毒だと、誰も中立ではいられない。
特に日本だと、中立な人は頭がおかしいと非難されるだろう。
かばってるのではなく中立なのに、かばってるかのように見えてしまう。

よく宇宙人やオバケについても、いないという証拠を求めたりする。
いる証拠がない限りはいないと言うのも、推定無罪と同じ事。
当たり前の理屈が、知能が低い人には全く通用しない。
知能が低いから通じないだけかと思ってたが、弱者救済もある話はわざとかなと思う。
被害者がいる話は、本当は通じてるのに通じないフリをしてしまうのかも。
知能を捨てても弱者救済を優先したい、優しいバカが日本人なのかも。

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