真魚なのにスキン対応


 昨今のパソコンは昔より画面が横長になり、縦に窮屈に感じるようになってきた。だから最近のWindowsでは「メニューバーを隠してAltキーを押したときだけ出す」という方向性にあり、そういうソフトもだいぶ定着してしまった。あたしは最近、FirefoxとSleipnirを比べながら利用しているが、どっちも基本的にメニューは非表示でいけてる。それはFirefoxもSleipnirも、メニューバーの代わりにわかりやすいボタンが一個ウィンドウの左上についていることで、Altキーを押す手間を省くことに成功してるからだと思うんだ。それを真魚でやりたい。MDI化してタブバーを消して、切替は真魚本体ではなくWin7以降のタスクバーから行うという使い方をすれば一行広く使えるので、本当はそれを目指していたんだけど、まずMDI自体がダメになったので他の方法で一行減らしたいと思うと、やっぱりそのメニューバーをどうするかに行き着くと思うんだ。

 んで、独自にそのためのコードを全部書かなくても、よそ様が作った「タイトルバーにメニューを置く」というパーツを使えば楽出来るわけで、今それを試してる所。本当はFirefoxやSleipnirのような、左上にメニューがある状態を望んでいるんだけど、これの場合はそんな感じには出来ない。でもこの状態でもまあ別に良いかなって思う。その、使ったパーツがスキン対応になってるんだわ。つーか以前から使ってたメニューバーやツールバー用パーツと同じシリーズでタイトルバーも使っただけだから、本当は以前から真魚はスキン切替に対応していた。でも、スキンと言ってもメニューとツールバーしか変更出来ないんだから、あえて、切り替え機能は搭載しなかった。それが今回、タイトルバーも変更出来るようになったわけね。と言うより、タイトルバーにメニューを置くためにはスキンで独自描画しなければならない。どうせ独自描画しなきゃいけないなら、センスのないあたしが書くのではなくユーザーに任せたろうかと。別に真魚にスキン切り替え機能なんて必要じゃないし、重くなりそうで嫌なんだけど、そもそもこれまでの真魚も切り替え機能を使ってないだけで描画はスキンだったわけで、切り替え機能をつけたから重くなると言う事はないだろう。いやホントに真魚にスキンなんて望んでいない。そうではなく、タイトルバーにメニューを置くにはスキン描画せざるを得ないという事なんだ。でも使う側からしたらメニューのことよりスキンのことの方がインパクトあるだろうな。

 まぁ、スキンと言っても、全部が全部がらっと変るのではなく、タイトルバー、ツールバー、ステータスバーが変化するってだけで、その他のパーツはまだスキン対応させていない。ホントにこれはオマケ程度の機能で、あくまでメニューバーを表示しないためにやっただけなので、これに本腰を入れるつもりもないんだ。でもカスタマイズしたい人は勝手にカスタマイズすれば良いよって言う感じで。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。