和製の箱庭
龍が如く見参は周回するように出来てるので一周にかかる時間は短めになっていて、
とりあえず一番やさしいモードで一周目を終えた。
表示上30時間をちょっと越えた所。
寄り道にいろいろミニゲームがあったり、苦手なQTEもあるんだが、それらはあくまで寄り道で、
やらなければやらなくてもいいように出来てて、何もやらなければ本編はもっともっと短い。
あたしの場合は、流鏑馬が難しすぎて一個もクリアできなくてあきらめたり、
インリンの音ゲーが難しすぎて一個しかクリアできなくてあきらめたり、
ジライヤ式もルールを読み飛ばしたらなぜクリアできないのか意味不明であきらめ、
スイカを切るのも多少は出来たが、出来ないところにはあまり時間をかけなかった。
コンプリートを目指そうとか、遊び尽くさなきゃもったいないって人にはかなりのボリュームだろうが、
出来ないところはあきらめてムービーを見るだけのゲームにもなるわけだ。
あたしは技術のいらない寄り道は結構やってて、各地で発生する小さなお使いをチマチマこなして、
そうしている間に貯まるお金を刀の強化に投資していく遊びに没頭した。
正直なところ、刀を強化してもあまり強くなった気がしないの時間をかけた割りに嬉しくないが、
店で売ってる物を買うんじゃなく、素材を集めてバージョンアップしていく形式なのがハマってしまう。
そのためのお金が足りなくなり、次の賞金首を掲示して貰うためにストーリーを進めた。
しかし金を稼ぐためにお使いを次々こなす遊びもラスト近辺でさすがに飽きてきて、
もう終わらせようかなぁっていう意思により、ストーリーを進めたらすぐクリアだった。
クリアデータを上書きしちゃったので、せっかく覚えた技とかをいったん失って周回するしかなくなり、
別に周回してまで極めたいって事もないし、やるとしてもミニゲームだからモチベーションが上がらない。
つーわけで、これはこれでもういいやと。
アサシンクリード2をやった後だから比較しちゃうが、比較されるべきちょうど良いゲームだ。
短い本編と大量のやらなくていい要素があり、追われる身で対複数の戦闘もあって、いろいろ似ている。
しかしやはり決定的に違うのは、アサクリが洋ゲーで龍が如くは和ゲーだって事だ。
アサクリも洋ゲーの中ではかなり親切な方だという印象を受けたが、それでも洋ゲーだ。
親切だが洋ゲーなんて表現をするほど、そもそも洋ゲーは不親切で嫌いだ。
戦闘もアサクリはイライラの方が多いくらいだったが、見参はむしろスカっと出来た。
ストーリーはどっちも良いと思うが、なにせアサクリは登場人物や場所やらの名前がイタリア風だから、
どこに誰を捜しに向かってるのかって事を見失いがちになってて魅力が半減した。
それに比べて見参は徳川だの小次郎だのとなじみ深い名前ばかり出てくるし、
知ってる役者を使ってるから顔も間違えないし、存分に楽しめた感じだな。
面倒で周回する気にもミニゲームを攻略する気にもなれないけど、短い本編はとても面白かった。
チートも不要で楽しめた。
中国に注文したチート用ドングルが、発送されてから今日で二週間なので、そろそろかと思ってる。
チートさえあれば北斗無双やFF13など面倒でやめたゲームの続きに興味がある。