Wiiのジャストダンス

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これは面白い。
CMはまだ見たことがなくて、店頭で初めてその存在を知ったわけだが、その時は印象が良くなかった。
なぜわざわざWiiで踊るのか?って言う疑問を抱いたからな。
というのも、これはゲーム機でカラオケをやろうというやつの類を想像してしまったわけで、
踊りたければ好きな楽曲のプロモーションビデオなりで、好きにやればいいジャンっていう反発があった。
たとえば最近はパフュームの踊りとかも人気があるけど、YouTubeでもいろんな人がマネをしてるから、
そのマネのマネをすればタダで何度も見て踊れるわけだが、ジャストダンスにはパフュームが入ってない。
ゲームに入ってる曲しかできないよりは、好きな曲を踊れる方が良いわけで、
このゲームの存在意義が非常に疑わしく思えた。
誰がこんな物を、、、

でもこれは実は面白かった。
Wiiリモコンを右手に持って、画面に表示される動きを鏡映しで真似るだけだから、
何も持ってない左手の動きや、首、ステップなんかは拾ってくれるセンサーがなく、
上手かどうかの判定は右手だけになってしまう。
しかもその右手のセンサーだって結構判定は曖昧だし、お手本は手をパーにしてやってたりもする。
だので、高得点を目指そうとか、極めようとしてやろうとすると、おかしなところが気になるかも知れないが、
そういうことは考えず、とりあえず踊りを真似てみようという段階ではかなり面白い。

ざっくり言えば、ぴったり同じ動きをするほど高得点って言うゲーム。
昔からある、音楽に合わせて足でボタンを押すゲームは、結果的に踊りになってたとしても、
踊りを楽しむよりもボタンを正確に押すことに傾きがちだが、
ジャストダンスでは高得点を得る手段が正確にマネして踊ること以外に無いわけで、
踊りを楽しむ事が高得点にもつながり、踊りよりも点数を優先する見たいな事はない。
DSで応援団やカドケウスをやったときに、ハードの特徴を生かしてるなぁと感じたし、
昔のゲーム機でも似たような事が出来たマリオをやるよりも、
DSで初めて出来るようになった、タッチペンで遊ぶゲームをやるべきだと思ったが、
Wiiではこのジャストダンスこそが、Wiiでしかできない、Wiiで初めて出来るようになったゲームだと思う。

J-Popの踊りという物は、片手にマイクを持ってるから反対の手ばかり動かす振り付けが多く、
元々リモコンを一つしか持たずに踊るのにちょうど良いんだな。
EXILEのように歌う人と踊る人が別れてると、マイクを意識しない踊りになってしまうわけだが、
それでも今度は左右の手が対照に同じ動きをする動作が多くなり、リモコンも一つで十分だ。
これらは、選曲が良いおかげで右手にしかリモコンを持たなく済むのではなく、
おそらくどんな曲を選んでも片手の判定だけで十分なんだろう。
「ここからは左手に持ち替えろ」とか表示されても別にいいと思うんだけど、持ち替えはないみたい。
右手ばっかり必死で振りまくったので、肩や上腕が筋肉痛になってしまった。
3曲ぐらい続けてやるとバテるし大汗でるし、こればっかり何時間も遊んだりは出来ない。

B005KP44DY
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