navico圧勝
中国から通販の車載アームが来たので、StreakでGoogle製ナビを試してみたが、あまりよくなかった。
携帯に付いてるナビなんてこんなもんだろうとあきらめなきゃならないレベル。
しかしnavicoはこんなもんじゃない。
知らなきゃこれはこれで、この程度の物として便利かも知れないが、知ってたら比べものにならない。
せっかく5インチの画面で見やすいから、ナビはぜひStreakを使いたかったが、アプリがダメじゃ意味がない。
画面が小さくてもiPhoneの方が使い物になっちゃう。
これはAndroidでnavicoが発売されたら即買っちゃうな。
ダメだこれ。
まず、両方に対して似たような方法で、どういう反応を示すかって感じで裏切った動きをしてみた。
旧道の方が近いけど渋滞するからいつもバイパスを通ってるって所で、
当然ナビは近い旧道を提案し、それを裏切ってバイパスに向かったんだけど、
navicoはバイパスに入った瞬間にあきらめて、バイパスを使った最短ルートを示した。
ところがGoogleは、車では入っていけない道を使ってUターンするように示した。
さらにその問題のポイントをすぎても、Googleは旧道に戻るための最短ルートを探した。
もはや、目的地に着くことよりも、最初に提案した旧道ルートに戻ることを優先し、
そのためには遠回りになろうが関係ないという頑固さが、いかにも昔のナビらしくて賢くない。
また別の目的地へ行く際は、提案を裏切って知る人ぞ知るようなところを通ったのだが、
navicoは途中からそのルートを使った正しい最短ルートを示してくれたのに、
Googleはどうにかして細い道を通ってでもUターンさせることに必死だった。
つまりね、Googleは細い道も知ってるけれども、あえてそういう所は使わずに提案するように出来てて、
そこまでは良いんだけど、いざ裏切られたら、正しいルートに戻るために細い道も使ってしまう。
その細い道を車が通れるかどうかの判別が不完全なので、
あえて最初の探索では除外してるのに、再検索では除外してないっていう仕様なんだな。
それに比べてnavicoは、ちゃんと車が通れるかどうかを判別してるのか、
それとも既に通った道の太さを参考にしてるのか、最初は安全ルートしか提案しなくても、
あとから通好みの道に入ったときちゃんと通好みの提案に切り替えてくれる。
たぶん。
まだ少ししか使ってないけど、使った分に関しては歴然の差が生まれている。
また、十文字だけどちょっと左向きに直進って所で、分岐を右という音声案内をしやがった。
交差点ではなく分岐と表現したことも意味不明だし、やや左なのに右と表現したことも不明。
画面上はちゃんと表示されてるので、音声だけおかしかった。
備え付けのナビがバカだから、ナビという物はバカなんだという覚悟が多少あったけれども、
Googleのはまだまだ全然実用レベルじゃないほどバカだ。
たぶん都心部とかではもうちょっと賢く、こっちは田舎だからダメなんだろうな。
で、おそらくこれは開発途中で、今はダメでもそのうちもっと使いやすくなるんだろう。
帰りはパケット通信なしじゃ探索も出来ない事を教えられた。
ということは、これってパケットオフにしてるから有効な再検索が出来なくて、
しかたなく目的地到着より初期提案ルートへの復帰を促してただけなんじゃなかろうか。
もしかしたらパケットオンにしてれば、いつでもうまいルートを検索する賢いナビになるかも知れない。
まぁそれでもパケットは使わないけれども。
そんなわけなので、やはり完全オフラインで使えるかどうかも重要だって事だ。
地図だけダウンロードしたからオフで使えるってもんじゃないね。