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数日前からケンタクに住宅ローンの広告を置いたが全くクリックされず、
でもアドセンスはチマチマとクリックされる理由を考察してみた。
自分自身のことを考えてみると、ネットはまず検索から始まる。
あたしの場合はGoogleだが、Yahoo!とかの場合もあるだろう。
で、何か知りたい言葉を検索し、ズラーっと検索結果が出るわけだ。
タイトルやサマリを見ながら、目的の情報を探して上位からクリックしていく。
上位のページにがリンク集だった場合は、検索結果に戻るよりもリンク先を見るが、
情報ページだった場合は、そこからさらにリンク先へクリックして飛ぶよりも、
いったん戻って検索結果のより下位を探した方が、より有用な情報に辿り着ける。
おそらく他の人も、ブラウザの戻る機能は多用していて、
普通にリンクや広告を置いても、初めて来た人はクリックしないのだ。
だが、今後何度も訪れそうなサイトに辿り着くと、お気に入りに登録することがある。
お気に入りって言うのは、何度も検索するのが面倒だからやる行為だ。
たとえば、ケンタクに検索やリンク集から辿り着いた人は、
ケンタクに有用な情報がなかった場合、いったん戻って別のサイトを探すだろう。
ブラウザの戻る機能を使えば、リンク集や検索結果にすぐに戻れる。
だがお気に入りから来た人は、ケンタクの情報を将来も必要だろうと判断した人であり、
しかも、この時点では戻ってもリンク集や検索結果が表示されていないのだ。
つまり、ケンタクを見て満室だったり微妙だったりでとりあえずお気に入りにして、
後日、もう一度ケンタクを訪れて、それでも良い物件がなかったとき、
検索が面倒でお気に入りした人なら、検索が面倒で関連広告を踏む可能性が高いのだ。
不動産で検索して、賃貸しか扱っていなかったのですぐに戻ると言う層をターゲットに、
ケンタクとは競合しないが関連する広告ということで住宅ローンだったが、
初めて来た人は広告もリンク先もクリックしないし、
その中で賃貸目的で来た人しかお気に入りに入れないので、
住宅ローンの広告は今後もクリックされない。
もし、住宅ローンをクリックさせたいなら、住宅ローンで検索してトップか、
あるいは住宅ローンに興味のある人がお気に入りに入れるサイトを作らなきゃいけない。
また、お気に入りから来た人であっても、情報に満足すれば広告は踏まないわけで、
競合広告歓迎であり、競合広告しかクリックは期待できないだろう。
間違いクリックで訪問した人をターゲットにする広告は実に効率が悪いのだ。
ということで、どんな広告を置くべきか、もう一度考え直す必要がある。
ターゲットは、お気に入りに入れるような人だ。