アーカイブ

2005年 8月 31日 のアーカイブ

マスコミを盛り上げたホリエモンの出馬について、
選挙のシステム自体に疑問を感じたのね。
彼はなぜ静香ちゃんと同じ小選挙区から出馬できるのかということ。
出身地なの?住民票とか移したの?誰の許可で出るの?許可要らないの?
とか思っちゃったわけ。
有権者は自分の小選挙区から出馬した人にしか投票できないわけで、
ホリエモン大好きさんが全国にいたとしても、今回は広島の人しか投票できない。
有権者にとっては、はじめから投票する相手を制限されていることになるのに、
どこでも好きな選挙区から出馬できるのかなと。
自分の選挙区で、入れたい党の代表が知らないジジイだとやる気無くすでしょ。
アメリカみたいに選挙人選出じゃないんだから、知らないジジイを代表にしたくないじゃん。
といっても、各党の目的は、党内の誰が当選するかではなく、
何人当選して議席を得るかということなわけで、
結局、どこかの党を応援することは、知らないジジイに無理に票を入れることにつながる。
政党がマニフェストを出して選挙する、人ではなく党を選ぶ選挙制度って事だよな。

じゃ、どこの党を応援しようか。

新党が選挙互助会だと騒がれているけれども、
自民党が巨大な選挙互助会にすぎなかったからこそ、郵政法案で仲間割れが発生したわけで、
政党ってのは法案を通すために同志があつまって作るものだったはず。
造反が出ている時点で集まった意味も政権取った意味もないわけだ。
大きな互助会を追い出されて小さな互助会を作った人達に入れる票はなく、
もちろん大きな互助会の方にも投票はためらわれる。
そこで民主党はどうかというと、自民はダメだと主張するばかりで魅力なし。
社民共産と一緒で、出来るはずのない理想をぶつけて与党に反発させるために必要な党ではあるが、
何年も国を任せちゃうには心細いし、そもそも民主党は自由党と合併した元祖選挙互助会だし。

どうすっかなぁ。