[日記的なもの/ゲーム/2006]

転売のDSL / 2006-09-26 (火)

先日、テレビでゲームショーだかなんだか報道していて、
一般の人がPS3よりWii買うって答えてたことに衝撃を受けたし、
専門家らしき人がビールとウィスキーに例え、別の需要があるという説明したのも衝撃受けた。
棒みたいなコントローラーを振り回し、昔あったドラクエの剣型ゲームみたいな感じ。
テレビの映像ではニヤニヤしてボクシングっぽいゲームしてたりして、少し納得。
左親指で何か動かし、右手親指で何かアクションするという、今まで慣れた操作と違うだけで、
せっかくこれまで積み上げてきた物を全て捨てるんじゃないかなと感じてしまい、
こんな物は絶対売れないだろうと思っていたので、報道に唖然としたけれども、
ゲーセンだってレバーとボタンのゲームだけじゃなく、いろんな操作のものがあるわけで、
特殊な操作のゲームを家庭用に持ち込もうとすると、コントローラーも開発することになる。
だからきっと、ゲームを作る側も、ゲーム機のコントローラーを窮屈だと感じていたに違いない。
今までもあるようなゲームを作るなら、今まであるハードを使えばいい。
今までにないようなグラフィックだけを追及するならプレステ路線なんだろう。
今までにないゲームを自由に発想するなら、やはり舞台はWiiになっていくのかも知れない。
いや、プレーヤーのほとんどは、今までにないゲームを求めてはいないだろう。
FFやDQなどの伝統のゲームが売れているが、昔と同じであることが最も求められ、
斬新なシステムとか出されても、慣れたシステムの方が面白いと反発される事が多い。
反発されずに、ニーズにあった物を職業的に作ることだって可能なのだが、
作り手はそれじゃ仕事に面白みがないから、ついつい新しい物を作ってしまう。
そういう人がゲームを作ってるんだから、機械の性能を上げただけのハードは見捨てて、
より自由に遊ぶことの出来る(かもしれない)コントローラーのWiiでゲーム作りたいだろう。
そして失敗作もいっぱいできて、失敗だからって売らないわけにもいかず、ダマして売るだろう。
面白くない変なゲームがたくさん出るだろうけど、これでしか遊べないゲームも必ず流行る。
たしかに、これを買いたいという人が出てきて当然の機械のようだ。

その番組で、DSが入手困難みたいなことをちらっと言っていた。
DSも、タッチペンなんて斬新なことやったら逆に売れないと思っていたのだが、
タッチペンでしか遊べないようなゲームを作りたがってた人が集まって、
本当に面白いかどうかは、やってないのでわからないが、売れるゲームがどんどん出ている。
DSがモデルチェンジしてDSLになったので、在庫の古いDSとか余ってそうなのに、
それすら最近は売ってるのを見たことがない。
ないと欲しくなるもので、先日大館に行ったときもおもちゃ屋をのぞいたが、やっぱりなかった。
全国的にないとなると、ネットで買うのが一番入手しやすいかなとアマゾンを見に行くと、
標準小売価格より高値でのユーズド販売ばかり。
なるほど、この「ないと欲しくなる」のはみんな共通で、足りなくなると見越して買っておけば、
転売で儲かりますよと言う、一見先物取引のような罠ではある。
実際は、転売目的を撲滅すれば欲しい人に行き渡るだけあるはずで、
使いもしないDSが箱に入ったまま次第に余っていき、地球資源の無駄遣いになっているのだな。
買えない子供がいるのは、転売目的で買った人のせいであり、
高値で転売のDSLを買うことは、転売が儲かる物だと業者に思わせる行為なので、
今後、何か欲しい物があったとき、常に転売目的で買われて入手できなくなりかねない。
無駄に多く生産させて余らせるという、環境破壊にも手を貸すことにもなる。

そもそも、DSもWiiも標準小売価格で既に高すぎだろ。
テレビにつなぐタイプは2万以内、ハンディタイプは1万以内で買えるのが当たり前。
最近は大人もゲームをするけれども、基本は子供なんだから限度があるだろう。
ソフトも買わなきゃいけないのにそんなに出せるかっちゅーの。
しかもそれを転売でつり上げ、販売店すら値引きしなくても売れる状況だ。

たまごっちと一緒で、あたしみたいに希少だから欲しいと思ってるだけの人も、
その人が買うとその分、本当に欲しい子に行き渡らなくなるわけで、
無駄に買うと無駄に値段が上がり、しかも上がった金額が任天堂には入らない。
どこに行くかと言えば、個人でちょっと転売した人は個人収入だが、
大きいのは組織で大量に転売してる分で、最終的にヤクザか将軍様だ。
例のアサリや松茸は買っちゃいけないし、パチンコもやっちゃいけないし、
DSLも高値で買っちゃいけないんだよと、微力ながら言葉で世の中に抵抗しておく。




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