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2007年 10月 25日 のアーカイブ

貸し切りバス旅行の話の続き。
仙台までわざわざ赴き、あまり美味しくないものを食べて、エッチなお楽しみもなく帰って来たのだが、
そのぶん、何かと勉強にはなって、行って良かったと思っている。
とにかく、夢メッセで行われた賃貸住宅フェアというのに日時を調整して出かけた。
いろんなブースがひしめき合っているほかに、いくつかセミナーもやっているというイベントだった。
でも、不動産屋が見て面白そうなものより、賃貸オーナー、投資家向けの内容が多く、
一緒に参加した人の中には、全然見るものが無くて海で時間を潰した人もいたようだ。
バスで何時間もかけてはるばるやってきて、到着したのは午後だったのだが、
午前中の方が不動産屋向けの話が多かったらしく、その辺がうまく行かなかったとのこと。
あたしはセミナーを二つ続けて聴いたらすぐ時間になっちゃったのだが、
その両方とも、インターネットが関係する話で、不動産の話をされるよりよっぽど楽しめた。

最初に聴いたのは広告のお話。
ネットで広告を出すと、アクセス数の計算がしやすく、費用対効果の逆算とかできるよとの事。
例として、カレー屋を宣伝する方法をやっていて、カレー屋の宣伝方法はもうバッチリ身についた。
惜しむらくは、不動産屋を宣伝する方法が何一つ身につかなかったこと。
SEOの話にもちょっと触れ、最近は「結婚」で上位を狙うには「結婚」専門じゃダメらしく、
出会い、花嫁修業、新生活、出産、公園デビューまで網羅するサイトこそが上位に行くらしい。
じゃぁ不動産屋は、、、進学や職安から引っ越しも相続税も扱うのがいいのかしら?
結婚というキーワードの勉強にはなったが、不動産屋の仕事には活かせそうもない予感。

次に聴いたのは、大家完全負担のブロードバンドをやってる会社のプロモーション。
賃貸物件というものは、ネットで検索するのに向いている商品で、
多くの人がネットで物件を探してやってくるから、ネットが使えない物件には入居したがらないとのこと。
もちろん、どこの物件でもネットは使えるだろうけど、よそより安く、簡単に使えるといいですよと。
特に、最近は大学の講義もネットで予約するから、ネットがないと大学生は入居しないって。
NTTでやってるフレッツのマンションタイプだと、光がADSL並みに安く使えるんだけど、
そのほかにプロバイダがどうのとか、接続設定がどうので、面倒くさいことが多く、
それよりも、設定いらずでケーブルにつなぐだけで無料で使えるタイプが人気なんだそうな。
だから大家の皆さんは、NTTに行かないでそこの会社のやつを使ってくださいって事だろうけどね。
それは本当にその通りだと思うのだが、残念ながらまだ、うちで扱ってる物件はそういうのがない。
SEO的に考えても、「光ブロードバンド無料」とかで検索して来そうなものだし、
サイトに物件を紹介する際は、書かれていれば有利な事はなるべく書きたい。
特に、大学生向けの物件については、大学生協が合格者を事前に囲い込んでる今、
各不動産屋に流れるのはネットで来る人だけだから、ネットの充実は最重要だと感じた。

普段は遊びに夢中で、仕事のことはあまり考えていないのに、
そういうセミナーを聴いて、多少なりとも仕事の事を考えるキッカケになった。

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仙台の賃貸住宅フェアと、名取市の区画整理を見学するため、貸し切りバスで一泊旅行。

仙台といえば、有名市販レトルトに牛タンを混ぜただけの牛タンカレーが成立するほど味音痴の街。
名古屋でも料理が口に合わなかったけど、あちらの料理は単に、こちらの人が食べ慣れないだけで、
手抜きや味音痴によるものではないという印象だったが、仙台はそれとは全然違う。
米国やオーストラリアの牛タンが仙台名物っていう点だけでも、こだわりのなさを感じてしまうのに、
そのうえ牛タンカレーの一件があったので、食べ物では日本一のマイナスイメージを抱えてしまった。
あたしは旅行といえばまず食べ物なので、食べ物に期待できないとイマイチ納得できないのだが。

初日の昼食はバスでお弁当という事になったのだが、天ぷらがメインのありふれたものだった。
別に美味しくなくてもいいから、牛タンとか入ったご当地弁当を期待したので残念。
夜は秋保温泉のどこかのホテルで宴会し、この季節だから松茸とかの料理が出た。
あたしゃ松茸の香りにはあまり興味がなく、香りにだけ頼って味がない料理に若干不満。
幸いにも、後から出てきた春巻きに調味料が付いてきたので、他の料理にもかけて食べた。
二日目の朝はホテルのありふれたバイキング。
昼は松島なのでカキを期待したが、カキ風味のプリンだかムースだかが付いてきたのみ。

仙台に行ったのに牛タンも食べず、松島に行ったのにカキも食べず、
あとはお土産を買って帰るだけとなり、ただでさえ食べ物に魅力がない場所で、
せめて名物でもと期待したのにそれもなく、研修としては満足だけど、観光面は不満足だった。

もうこうなったら、現地で名物は食えなくても、家帰ってすぐ食べようと言うことで、
無駄に松島でオーストラリア産の牛タンを買った。
牛タンは仙台だろうが松島だろうが東京だろうが自宅だろうが、変わらず牛タンだった。
さすがということもなく名物ということもなく、普通に肉だった。

去年は遠野へ日帰りバス遠足で、昼食はわさび尽しにわさびビールにわさびソフトクリームで、
美味しいかどうかは別としても、いかにも旅行に来たなと言う食べ物が出て満足だったので、
よけいに今回は食べ物で不満を感じた。
やはりというべきか、今回も仙台は、食べ物でガッカリするはめになった。

ホテルの宴会は、エッチじゃない方のコンパニオンが何人か来ていたのだが、
右の席からも左の席からも、日本三大ブスは何県だっけという会話が自然に出ていた。
たしかに三人ほど、あまり整ってない人が来ていて、その割に金額がどうだということで不満も挙がっていた。
ホテルは山の中にあるわけで、外に遊びに行くわけにもいかず、二次会もホテル内で行われたのだが、
当初予想した金額の倍近くかかり、陸の孤島ってこういう事だなと感じた。
温泉なんぞ要らないから、市街地に泊まった方が良かったかなと。

でも会員の親睦にもなったし、研修としても勉強にもなったし、マルかバツかで言えば確実にマルだった。