日本語ペラペラ

1722 letters | 1052 views | コメントする

 二年に一回グループで旅行をしているが、今回は名古屋だった。と言っても同じグループで一回行ってるので二度目。観光に興味のないあたしは、どの旅行でも現地で常に単独行動で食いたいもんを食いに行ってる。そして今回は二度目という事で、当初、名物なんか食わなくても良いからラーメン屋巡りをしたいと考え、ラーメンのムック本を購入したのだが、全然行きたいところがなかった。これって、よその人が青森県に来ておいしいミカンはどこかって探すようなもので、ミカンじゃなくリンゴ探せよって言われるのと一緒なんだろう。名古屋はラーメン屋巡りするところじゃないみたい。一応駅麺何とかってあったけど、博多ラーメンとか札幌ラーメンとか和歌山ラーメンとかがテナントで入ってて、現地色を楽しむ感じじゃなかったもんね。で、何を食うか迷ったが、味噌煮込みうどんの敵対してる本家と本店の食べ比べ、手羽先の山ちゃんと風来坊の食べ比べ、台湾ラーメン、カレーきしめん、みそとんちゃん、札幌カニ本家あたり食ってきた。わかってたことだけど、津軽の人の感性では名古屋においしい物は無い。煮込みうどんは煮てないし、手羽は味付けが濃すぎて鳥がおいしいかどうかわからないし、台湾はただの辛いだけのうまくもないラーメンだし、まぁカレーきしめんはつゆも麺もそこそこいいとして、うまかった焼肉は別に名古屋じゃなくてもいいし、カニは名古屋関係ないしね。最終的に、本当に現地の人が名古屋飯と言われるモノを食ってるのか怪しくなった。観光客が踊らされて食いに行くだけで、現地の人も不味くて食べないし、どこの誰もおいしいと思ってる人はいないんじゃないかとさえ思った。それほど、津軽の人とは味覚が合わない。米も行く先々みんな不味くて残しまくり。おかずがうまいかどうか以前の問題だ。まあでもそれなりに、面白かったよ。前回ほどおいしくなさではないので、慣れたって事はあるんだろう。



 んで気になったんだけど、ナマってるとか言ってる人をまた鼻で笑ってきた。津軽の人ってのは本当はみんなナマってない日本語をしゃべれる。わかってて、自分が津軽から来たことを悟られる必要がない時はナマってない日本語をしゃべるし、観光客なんだよと言う事をアピールした方が話が盛り上がる時にナマってる日本語をしゃべる。そもそも、普段は日本語じゃない言葉をしゃべっているわけで、それをよそでしゃべっても、一切部分的にも伝わらないから、よそでは皆さんが知ってる日本語でしゃべるわけだから、そのナマってる方の日本語ってのも普段はしゃべってない。その、ワザとしゃべってるナマった日本語をナマってると思ってるから、こちらとしてはかなり上からな感じになるんだけど、今回はもうちょっと先のことに気がついた。すなわち、普段英語をしゃべってる人が、英語じゃ通じないから日本語をしゃべってるという場合、所々が英語っぽくても伝わる日本語を話していたら、それは「ナマってますね」ではなく「日本語上手ですね」になるはずなんだよ。あたしはどう見ても日本人だから、ワザとしゃべってるナマった日本語をナマってると思って聞くけれど、見た目からして違っていた場合は「日本語ペラペラですね」でいう感想になるはずだ。つーかあたしに限らず、津軽の人は日本語ペラペラだ。にも関わらずあえて、面白いとか何かしら理由があってわざと下手な日本語や、もしくは伝わらない言葉をしゃべって聞かせてあげてるんだよね。その、普段からナマった日本語を話しててナマってない日本語をしゃべるのが難しい人とは全く次元が違うんだよ。ナマった日本語をしゃべってる地域の人にはわからないだろうけど。

 「これは伝わらないだろうって言葉は何かある?」って、いやいや、言語の母音と子音の体系が違ってるし単語がどうのこうのではなく文章の全てが伝わらないっての。伝わるのはものの名前だけ。だから普段は使わない伝わる言葉を使って話すわけで、伝わったという事は日本語がとても上手なんだよ。ちなみにあたしはあまり出来ないけど、器用な人は東北風だけじゃなくいろんな地方風のナマった日本語を話す。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。