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2010年 5月 16日 のアーカイブ
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家系を見れば、将来自分が禿げるかどうかなんてみんな子供の頃から覚悟してるはずだ。
少なくともあたしはそうだったし、禿げ始める前から将来禿げる人として振る舞ってきた。
そしてここ数年、生え際の後退とつむじの薄さが顕在化して来ても、全くそれに抵抗する気はなく、
むしろ昔から受け入れていた宿命がついにやってきて、遅かったねってくらいの物だ。
業界では年上との付き合いが多く、もっと禿げてる人もいっぱいいて、
特にあたしが禿げ始めてからはしょっちゅう見せ合って笑いあって、話題作りに大活躍しているので、
禿げることで良いことばっかりで、悪いことなんか全くない状態となっている。
でも、それはあたしが見た目をかっこよくしてモテたいとか思ってないから言えることであって、
プロホルモンを摂取して筋トレしている他の人は、その目的が見た目の改善である場合が多い。
かっこよくなりたくて筋トレしてる人が、禿げてかっこわるくなったら取り返しがつかない。
だから、プロホルモンの副作用の中でも禿げるかどうかは特に気にする人が多いみたい。
健康のために見た目なんか簡単に捨てるつもりでいるあたしとは、製品の選び方も違ってくる。
でも、20代の頃は顔で勝負できた男前のあたしが、30代になってキモいおじさん顔になって来たこともあり、
年を取れば顔も劣化するのに、顔より上のハゲだけ気にしても意味がないと思っているのだが。

プロホルモンにしろステロイドにしろ、原型はテストステロンだ。
テストステロンはエストロゲンにもDHTにも変るので、女性化もハゲもありうる。
でも、最初からDHTで摂取すればエストロゲンに変化しないし、テストステロンより3倍効果がある。
禿げても良いならDHTやその仲間の強いホルモンを使うのが安全で効果も高くて素晴らしい。
ハゲがダメなら次の選択肢は19番炭素欠落型の、トレンやデカという事になると思うが、
それらはむしろ女性ホルモンに分類されるし、実際にリビドーキラーであると言われ、
やり過ぎると副作用でキンタマが退化する類の物だから、果たして安全と言えるかどうか。
それもダメならやっぱりエストロゲン性の副作用を覚悟し、ダイアナボルなどのステロイドを、
副作用を抑えるための高い薬と一緒に摂取するという、昔ながらのスタイルに落ち着くことになる。

唯一、エストロゲンもDHTも心配しなくて良いらしいのは、ダイアナボルに塩素を付けたハロドロールだが、
副作用を抑えている分、作用も他の経口剤より相当低いようだ。
スパドロ、フェラ、エピあたりは1カプセル10mgで売ってるのに、ハロドロは25mgで売ってるわけで、
同じ1カプセル飲んでも2.5倍の用量で、それでようやく最低限の効果が出るって訳だ。
ハロドロで他の17a型プロホと比較できる効果を得ようとすると、肝臓の毒性は他より強くなるわけで、
その1カプセルは2.5カプセル分だと言うことを忘れて、あまり効かないからって過剰摂取するのは危険だ。

そうするともう安全なプロホってのはなくなっちゃう。
禿げても良いあたしにとっては、安くて危険の少ない合理的なプロホだけれども、
禿げたくない人にプロホという選択はそもそもナシなのかも知れない。