思い出し詰碁

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詰碁トレーニングの効果が出ている。
もちろん、囲碁のための詰碁でもなく、免状のための詰碁でもなく、詰碁のための詰碁だ。



夜、寝る前に詰碁をやって、電気を消して目を閉じると、さっきやってた問題を思い出す。
本を見ていない状態で、どこに置くとどうなるかを考えて、答えの手順を何通りも再生する。
それでも寝れないので、その前の問題はどうだったかと思い出し、やはり手順を全部再生できる。
本とにらめっこで詰碁するだけじゃなく、本を閉じたあとも鍛錬できることが分かった。

今度は、問題を考えている途中に子供に邪魔されて本を閉じた場合も、やはり問題を思い出せる。
問題を考えている途中と言うことは、既にその問題の初期状態は頭に入っているからだ。
試しに、初期状態だけを頭に入れて、わざと本を閉じてから考えてみたが、これはうまく行かない。
何も考えずに配置だけ覚えようというのは、配置の意味を考えない事になるので難しいようだ。
答えを見つけようとして問題を眺めるからこそ、その問題が記憶できるということのようだ。
で、覚えた問題はそのまま頭の中だけで解いてから、再び本を開いて答えを確認する。
ま、その答えはあってたりあってなかったりなので、まだ思い出し能力は完全ではないけど、
この能力を鍛えれば、詰碁の本すら持ち歩かずに、何時間も暇つぶしできるようになれそうな気がする。

ひと目の詰碁を覚えた時は、問題を見ると瞬時に答えが思い出せるという記憶だったが、
今やってる石田芳夫はまだ、答えまでは暗記してない問題が多い。
その代わりに、問題を暗記してから目を閉じて解いてみようなどと、すっかり変な方向へ迷走中。
「答えを暗記してもよい」と、いろんな本に書いてあるけれど、問題を暗記する遊びは書かれていない。
囲碁のための詰碁と、詰碁のための詰碁で差が出てきたってことかもな。

詰碁は一見、まだ勝負がついていないシーンが出題されているように見えるけれども、
既に答えが出てるからこそ出題されるわけで、既に勝った所から問題が始まっている。
で、ミスするとせっかく勝ったゲームを逃す事になる。
出来て当たり前、出来ないと大逆転負けという人為的シーンを出題するのが詰碁なんだよね。
最初はその当たり前が出来ないので負けてばかりだけど、繰り返すと本当に当たり前に出来てくる。
TVゲームでも、運に頼らずに実力さえあれば必ず勝てるようになるゲームが面白い人は、詰碁がオススメ。
詰碁で勝つためには詰碁だけやってればいいのに、囲碁で勝とうとすると定石とかも覚えなきゃいけない。
じゃぁこのまま、あまり囲碁にはこだわらないで、トコトン詰碁で楽しむのもアリかもね。

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