UA-4FX

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まずは、居室の主役がテレビなのかステレオなのかパソコンなのかという、ライフスタイルから始まる。
しょっちゅうCDばっかり聞いてる人は、CDかけながらテレビも見るという生活は難しいので、
部屋の主役はステレオで、テレビは脇役だったり、あるいは部屋にないかも知れない。
しょっちゅうDVDを見てる人は当然テレビが主役だし、そのテレビにサラウンドのスピーカーを付けたりすると、
CDを聞くときもそのシステムを生かしたいと思うだろうから、その辺の機械をひとまとめにするだろう。
プレステとかWiiとかもテレビにつないで、豪華なエンターティメント空間にしているかもな。
そこまでやったらおそらく、パソコンをやる時間はほとんどないだろうから、脇役になってるか部屋にないかも。
最近はテレビとパソコンと一緒にして、しかも音楽関係にも強いというシステムで売ってる所もある。
で、うちはどうかというと、テレビを付けたままネットも見るとか、テレビを音だけ聞いてプレステやるとか、
テレビ+もう一つの娯楽っていうライフスタイルになっている。

DVDを借りてくるという習慣はないので、テレビはテレビさえ見れればそれで良く、脇役として存在する。
しかし、プレステやネットをやってるときでも見たい番組があるので、
パソコンのモニターをゲームのモニターと兼用で使っているわけだ。
すると、ゲームの音をどこから出すかというと、ミニコンポのスピーカーがパソコンの両脇にある。
ということは当然、パソコンの音もこのミニコンポのスピーカーから出していると言うことになる。
ここまでがライフスタイルの話だ。

音をスピーカーから出したいときとヘッドフォンから出したいときがあるというのが最大のわがまま。
音楽にしろエロにしろ、ヘッドフォンでないとまずい事があるわけだが、ヘッドフォンからしか出ないのもまずい。
ミニコンポにヘッドフォンを差しちゃうと、ヘッドフォンを差す度にボリュームを調節しなきゃいけない。
しかも、ヘッドフォンを取り外さないとスピーカーから音が出ない。
ヘッドフォンは差しっぱなしで、そのうえスピーカーのボリュームとは独立させたい。
このわがままを解消するのが、パソコンでは意外に難しい。

難しいからこそ、それが出来る古い機械を何年も使っていたけど、ようやく新しくした。
今回買ったUA-4FXなら、オプティカルアウトでミニコンポに出力しつつ、ヘッドフォンのアウトも使える。
ヘッドフォンのボリュームは本体のツマミ調節で、オプティカルアウトは調節の影響を受けない。
紅白のアナログアウトの方はツマミの影響を受けると書いてあった。

Windowsに最初から入っているサウンドドライバは、こだわりの強い人には満足できないので、
それとは別の独自ドライバをインストールすることで機械の性能を発揮するという物も多いのだが、
そんな高性能は要らないって人には、インストールの作業がない機械の方が使いやすい。
UA-4FXなら、独自ドライバで性能を発揮するモードと、性能は落ちるがドライバ要らずのモードがある。
切替スイッチによる物なので簡単。

いろんなツマミがあって、録音時にエフェクトをかけるとか、再生時にエフェクトをかけるとか、いろいろ出来る。
そのいろいろ出来るって事に期待したのではなく、あくまでヘッドフォン目的なので、使う予定はない。
MIDIの入出力がはじめから付いているので、またキーボードをつないで遊びたくなったらいつでも出来る。
いつでも出来るけど、今のところやる予定はない。
あとは添付ソフトやら多彩な入出力やら、いろいろあるけどそれらも全く使う予定はない。

ともかく、USBなおかげで、今までのようなPCIと5インチベイと電源一個使うAudigyより自由になれた。
もしAudigy見たいにドライバでトラブルがあっても、その時は標準ドライバで我慢すればいい。
パソコンを買い換えるときも、ライフスタイル変更に関わる問題で悩む必要もない。
そもそも今回これを買ったきっかけも、新しいパソコンを買うかどうかで迷った事からなんだから、
次にこういう事があったときに、より自由になれるということが非常に大きい。

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