無駄な証人喚問
証言拒否できるんならやっても意味ないじゃん。
単に、嘘をついたら偽証になるってだけで、本当のことを言う義務はないんだね。
つまり、証人喚問は、証人が言いたいことだけ言う場だったんだね。
本当はわざわざ国会に呼んで全国放送する意味とか全くなかった。
中継は多くの国民が関心を寄せるエンターテインメントにすぎないな。
やれば面白いから、視聴率取れるから、特定人物の人気が上がるから、とかでやってる。
そんな、言いたいことだけしゃべらせる場を設けるよりも、年末の強制捜査どうしたの?
それで証拠押さえて起訴して法的に罰するってのではいけないのか?
民主党の議員は検事なのか?捜査員なのか?
今後も何か大きな事件があれば、証人喚問生中継で楽しませてくれるのか?
と、なんだか証人喚問ブーム的な昨今の流れに激しく疑問。
今日も無駄な証人喚問だか参考人招致だかやってるらしいね。
それから、被害者の救済の話題も盛んだけど、そっちは結局金の問題。
金さえあれば、悪い建物は全部壊して立て直して全て解決であって、
金がないから騒いでいるにすぎない。
金の工面は当事者と国や自治体の間でどうにかするしかなく、正直どうでもいいけど、
解決できないほど金の問題が発生しているのは、やはり法律が足りないからだ。
今興味があるのは、これから先の法律とかどうなるの?って事なんだよ。
今回の事件が見せしめになって、しばらくは偽装とか控えるかも知れないけど、
法整備をしないと間違いなく再発はするわけでしょ。
耐震強度偽装罪は、果たして誰に適用されるのかだ。
もし、ヒューザーが偽装を指示したという証拠が出なくても、
偽装や耐震強度の不足について知った後に契約や引渡したという宅建業法の違反と、
売主だから瑕疵担保責任を負わなきゃいけないということも避けられない。
免許取り消しでもう営業できない上に、間違いなく破産する。
姉歯も免許取り消しだし、今後損害賠償で破産させられる。
木村建設と総研ももう生き残るのは不可能だ。
法整備をしなくても、ほとんどの関係者は全て滅ぶわけだ。
さて、誰が平然と生き残っているか?
それは民間検査機関イーホムズと、地方自治体の検査機関だ。
建築士さえ健全なら、偽装はしない。
検査機関さえ健全なら、偽装はできない。
たとえ建設屋が健全でも、建築士と検査機関が健全でなければ偽装されうる。
たとえ不動産屋が健全でも、建築士と検査機関が健全でなければ偽装されうる。
誰を罰する法律が足りないか、問題が起こったとき誰に金の負担させる法律が足りないか、
一目瞭然だと思うんだがな。
証人喚問とかしてるなんてヒマなんだな。