[日記的なもの/食べ物/2006]

蟹正月 / 2006-01-05 (木)

蟹が好きな人は当たり前に蟹の区別がつくだろうが、
どんな蟹がうまいのか、高いのか安いのか、サッパリわからない人もいるわけだ。

毛ガニはまぁ区別くらいつくさ。
もう何年も食ってないけど、歯で殻を砕きながらきれいに食べれるよ。
足だけじゃなく頭もまるごとで、一気に何匹も食ったりしたさ。
しかしわからないのは、毛ガニじゃない蟹の区別だ。
毛ガニか、毛ガニ以外の蟹か、って区別しかしたことなくて、
毛ガニ以外のどの蟹なのかを詳しく知らないで生きてきたわけだ。

で、正月だからって蟹食おうかと言うことになり、
いきつけのスーパーで「毛ガニ以外の蟹」を買う。
このスーパーは、松茸シーズンでも松茸を売らない典型的なスーパーなわけで、
仕入れたら売れる物であれば仕入れるはずで、ないって事は買う人がいないんだよな。
すなわち、松茸を食いたい人はこのスーパーには来ないよ、って言うくらい物が安い。
そんなスーパーでは高級な蟹なんか置いてないわけで、
買った蟹もそれほど良い物ではないであろうことは、買う前から予想済みだ。
そのスーパーに置いてあったのは毛ガニとズワイガニで、ズワイガニを買った。
それでも久しぶりに蟹を食べて、心から美味しいと思った。

さて次の日、正月だからってわけじゃないけど財布を買いに行った。
そこの食品売り場は、松茸やキャビアが食いたくなった時に買いに行く場所だ。
ワンランク上のサーロインなんかもそこで買う。
前日に蟹食ったばかりだから、どんな高級な蟹が売っているか見学してみる。
もちろんズワイガニも売ってるのだが、となりにあったのはタラバガニ。
そうか、うまい蟹の代表はタラバガニか、値段も倍だな、なるほど、食いたい!
というわけで、この日はなんの迷いもなくタラバガニを食べることになった。
たしかにズワイガニより身が引き締まって、その上に肉厚で食べ応え十分。
二日連続で蟹食いまくりの蟹正月になってしまった。

ようやくタラバとズワイの区別がつくようになったぞ。
これまで「毛ガニ以外の蟹」だと思っていた物はズワイだと言うこともわかった。
ひょっとしたらタラバガニを食ったのも初めてかも知れない。
今思えば、ズワイなんてタラバのニセモノみたいな物だわ。
ズワイで妥協するのも、カニ風味かまぼこ食うのも、どっちもカニ気分でしかないわ。

正月早々、また一つ贅沢を知って後戻りできなくなった。

猿蟹合戦 (新・講談社の絵本)
猿蟹合戦 (新・講談社の絵本)
井川 洗涯



2008/12/01 (月) 更新 ©2005-2008 汁ムゴ魚 by Wantech
Powered by rNote 0.9.7.5