フォルダ選択ダイアログがおかしい
自分で真魚のGrepを使ってて、最近だとDelphiのインストールされたフォルダにVCLのソースコードが入ってるからそこに検索をかけるっていう機会が多い。で、いざフォルダを選ぶためのダイアログを出して、いやもうそのダイアログが表示される位置からしておかしいからそこは手元では修正済みなんだけど、それよりおかしいのは、Delphiをインストールしたフォルダを展開しようと△印をポチっとクリックすると、その展開表示のために数十秒もダイアログボックスが固まってしまうんだよ。再現率100%。その件について。
このフォルダ選択のダイアログはOSが用意したもので、browse for folderなどと呼ばれている。自分で作ったダイアログじゃないんだから、おかしいのはOSのせいであって、きっと他のアプリでもそのDelphiのフォルダを選択すれば数十秒固まるだろうと思ってやってみたら全然固まらない。おかしいのは真魚だけ。固まらせる処理なんて何もしてなくて、ただOSのダイアログボックスを出しただけで固まるわけで、他のアプリが大丈夫で真魚だけ固まるならきっと新しいDelphiが悪いんだろうと思い、古いDelphiでビルドした古いバージョンを起動してみるがやはり固まってらっしゃる。ソースコードを念入りに点検しても、どう見てもただダイアログを表示しただけで、何もしてないのにどうして固まるのか。
って、気付いちまったよ。そのDelphiのインストールフォルダには、過去バージョンのDelphiをZIP圧縮したバックアップデータが入っている。よそのアプリはZIPファイルをファイルとして見なしてるからいいんだけど、真魚はなぜかZIPファイルもフォルダ扱いしてて、展開表示してフォルダとして表示しようとしてる。ダイアログにそんな機能があっても本体にそういう機能がないから無意味なんだけどな。でもダイアログがZIPファイルを展開するためにそこで頑張るわけで、それが数十秒固まるという現象になっていたわけだ。これを修正予定。
他にも、編集窓しか使ってないときはいいけどGrep窓を使うとどうも挙動が変だなと思ってた部分について、MDIにしたせいかDelphiを新しくしたせいか知らないが、以前のままのやり方では通用しない部分を見つけて手元で修正済み。これも間違ってるところでデバッガが止まるわけでもなく、特定するのに苦労した部分だが、どっちも自分で頻繁に使うからこそ修正すべきところを見つけることが出来た。自分であまり使わない機能に関するバグは自分で見つける機会もなく、バグを抱えたまま平然と公開され続ける事になるだろうね。ユーザーほとんどいないし。
ユーザーいないと言えば、ちなみに今月、真魚の更新を継続して欲しい人だけ追跡出来るようにIDをふったAmazonバナーのクリック数は15回、しかしながら意味が伝わってないのか、その場で無駄にクリックするんじゃなく、何かネットショッピングしたいときにわざわざ思い出してサイトを訪問してクリックしなきゃ意味ないよって事を実行した人はゼロ。もちろん紹介料もゼロ。単に人間以外がバナクリしたのかも知れない。今月は、わざわざ真魚を更新させるために、ワンクリックの手間を支払ったほどのユーザーは一人もいなかった。だからさ、他の無料ソフトがいろいろあるんだから、その中のたった一つのために自分の懐を痛めるどころか、ワンクリックすら出すやつはいないんだよ。以前も書いたが、年間で一人くらいは協力してくれるかもしれないってのがあたしの予想なので、まぁ順当。