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既に旧型のPSPを二つも持っていたのに、新型のPSPも欲しくて三つ目を買っちゃったわけだが、
あたしにとってPSPはゲーム機ではなく、パソコンの自作とかと同じような感覚で遊ぶオモチャで、
パーツを組み合わせるところからは遊べないけど、ソフトをインストールしてカスタマイズする遊びはできる。
この年末年始で、新型のPSPで遊ぶためのソフトウェアがどんどんリリースされ、
毎日のように寝て起きてサイトをチェックして、その度に進展があって楽しい日々が続いた。
ただし、旧型のPSPはCFWをインストール出来るからリスクもあるが楽しさも倍増だったのに、
新型のPSPはFWをいじらないで遊ぶようなアプリばかりで、ちょっと物足りなさも感じていた。
この度ついに、本来は出来ないはずの、バージョンの低いFWのインストールを可能にする物が出たので、
ようやくリスクのある遊びが出来て、これを待っていたんだって感じで喜び勇んでやってみた。
あたしが買ったPSPは中古だが開封形跡がなく、12月末に買ってすぐ開封せずに売った物が、
1月始めに新品より少しだけ安く売ってた状態だから、当然FWも新品購入時のまま6.30だった。
箱に書いてあるアルファベットはQだったので、間違いなく6.30が購入時のバージョンだ。
一部の情報では、ダウングレーダーを用いても買ったときのバージョンよりは下げられないと言われてるので、
あたしは自分のPSPをダウングレードできるのかどうかに、大変興味を持ちつつ情報収集していた。
そしたら先日、新しいPSPには09gという型番が存在し、それは箱のアルファベットT以降だって事らしく、
家のアルファベットQは04gモデルだから、6.00までダウングレードできるはずだと言う事になっていた。
04gは全て6.00までダウングレードできるという情報が正しいのか、
04gモデルでも出荷時6.30なら6.30未満には出来ないという情報が正しいのか、
ちょうど04gモデルで6.30出荷のQ箱でしか確かめることが出来ない遊びが今できるわけだ。
ゲームやりたいだけなら新しく買わなくても良かった物を、こういう遊びがしたくて買ってようやく元が取れた。
結果的に、すんなりと6.20にダウングレードできた。
最近漏れた署名のおかげで、OFW上でダウングレーダー起動という、これまで考えられなかった簡単さだ。
しかし画面表示が止まるたびに、または暗くなるたびに、またはアクセスランプが消えるたびに、
このまま機械が反応しなくなったら何分待とうかなんて想像しちゃうリスキーな作業だった。
特に、画面も黒くアクセスランプも反応がないまま長い待ち時間が一度あったので、
これはやっちまったかと、買って一ヶ月遊んでない短い生涯を哀れむ時間が存在した。
今出ている物で、6.30以降用HENと6.20用HENは違う人が作っているので、
当然一長一短なんだろうが、家で試した限りはDG前に動かなかったゲームが二つ、6.20で動いた。
同じISOローダーを使ってるんだから関係なさそうな物だが、こういう結果になると言う事は、
今後は起動率アップのために、ISOローダーではなくHENのバージョンアップが必要なんだろう。
ちなみにその二つのうち一つはイタストで、6.3xでは起動すら出来なかった。
もう一つはマクロスで、起動は出来たがおそらく最初のシステムデータ作成か何かで詰まり、
タイトル画面が出る前にフリーズするという状況だった。
その、二つ動かない状態の同じPSPで同じメモステを使い、6.20に乗り換えて両方動いた。
GBAエミュは動いてたバージョンが動かなくなったり、動かなかったバージョンが動いたりし、
やっぱり一長一短かなって感じ。
ダウングレーダーが出たって事は、TNは6.35用に出さないで6.20専門で行くかも知れないなぁ。
まずAKB48をよくわかってないんだが、テレビのコマーシャルを見てゲームが面白そうだと感じた。
振りまくれとか言ってたので、好みじゃない女から先に相手していけばいいのかなと言う先入観はあった。
と言っても知らない子ばっかりで、全く選ぶことなくテキトーに一人声かけてみた。
そしたら、展望台に行きたいだのと面倒くさいことを言った上で、
まずそれ自体が何しに行くのか問い詰めたい位だったが、
さらにそこはカップルで行くと別れるジンクスがあるとか言って来て、
それこそ本当に素直な感想として、こんなのとカップルじゃないから別れるもクソもないと思ってたら、
三択の一つに「カップルじゃない」っていう内容があったのでそれを選んだだけだったのに、
酷いことを言うとアドレスが砕け散って連絡できなくなりますだってさ。
なるほど、一人一人からこうやって話を聞いて、ムカついたらムカついたなりの返答をしてれば、
一人一人減っていくゲームなのね。
次もテキトーに一人選び、またあんまり距離感が近すぎる面倒なことを言われ、
それなりの正直な返答をして砕け散る。
そうやって繰り返してるうちに、別にムカつくことを言ってこない相手も出てきて、
ムカつかないから人間として普通な日常会話をしてたりすると、それだけで仲良くしたって事になり、
関係ない何人かのアドレスが一気に何個も砕け散ってしまった。
どうやら直接一人一人振るよりも、誰かと仲良くすれば他の人達を一気に振れて効率が良いようだ。
ともかく、誰かを振ろうとか、誰かと仲良くしようとか思わないで、テキトーな相手とテキトーに会話をした。
そしたら秋本とかいうテレビでもよく見る人から連絡が来た。
このゲームは自分から選ばなくても向こうから来たりもするようで、次はこの子と話を付けることになる。
ただし、あたしの感性ではブスに分類される顔で、出来れば仲良くなりたくはないなぁと思っていたから、
話もあまり真剣に聞いてなかったのだが、ポエムを作ってきたとかあほくさいことを言ってきて、
相手したくはなかったけど、ちなみにどういうポエムか確認したのが仲良くしたことになったらしい。
しかも、その出してきたポエムが本当にポエムなのかどうかよくわからないから興味を持ってしまい、
正直に褒めたから普通に仲良くなっちゃって、この子とは複数回話をした。
あたしが知ってるメンバーはあまりいないのだが、少し前にドラマでQ10をやってた人を探してみた。
名前も知らないし、可愛くしない役で出てた人を可愛くしてるゲームで捜すのが困難なのか、
はたまた、他の子と仲良くしたから既に砕け散ってたのか、結局探せずじまい。
誰をもひいきせずに、なるべく正直な応対を繰り返したところ、仮面ライダーダブルに出てた人で、
ヨーカドーかどこかのCMでも水着で見かけた板野とかいう人と三回くらい話をすることになり、
そしたらそれまで静止画ばかりだったのにムービーでデートすることになり、マルかバツか聞いてきたので、
まぁ、全くの知らない子だったらバツだったかも知れないが、この子は知ってるし、
その以前見かけた水着にも欲情したことがあるのでマルを選んだらエンディングだった。
こんな感じで、CMでは振りまくれだったけどむしろ仲良くすることで全員とカップルになって、
写真やら動画やらをコレクションするゲームって事らしい。
ひょっとしたら全員に意地悪して誰とも仲良くならないこともできるのか?
ゲームとして面白いわけじゃないけど、AKBを知らない人が知るための資料として勉強になるかと。
ただしあたしは、どいつもこいつもタダならやるけど、付き合うならいらないって思う人ばかりだった。
ゲームではやらせてくれないことはわかってるから、
ヤラセもしないクセに面倒だなぁと不快に感じる会話ばっかりで、好きじゃなきゃやってられない。
先日、テレビで石原都知事が言ったことに共感したのだが、
別に彼とは気が合うわけでもないし、似たような情報ソースを持って生活してるわけでもないし、
これほど違った環境で生活しても結論が同じになると言う事は、真実と思って間違いない。
それは、彼が最近の若者に対して思っていることで、そういうことを言う奴に限って、
逆に若者から見たらなんだそりゃってことになるんだが、今回に限っては年寄りの偏見とは思えない。
彼に言わせると、若者はテレビやネットを通じて情報を得すぎて、身の程をわきまえてしまったらしい。
らしいというか、あたしは自分自身についてそう感じているので、たしかにそうだと身をもって感じる。
彼がその話題に言及したのは、男女間の交際において、自分のレベルに応じた相手を探すという話で、
自分に自信がなければ高望みもしなくなるから、もっと昔のように思い上がった方が良いって話だった。
それはたぶん普通の人には非常にわかりにくく、共感の得にくい話だったはずだが、
あたしの場合はそれを言われるまでもなく自分でもそう思ってたからすぐ伝わった。
あたしの場合は恋愛にあまり興味を持ってないので、男女間の交際に関してではなく、
とりあえず個人としてどう生きるかについて、彼と同じように情報が思い上がりを阻止してると感じていた。
すなわち、テレビもないネットもないっていう世の中であれば、
自分の周りの知ってる人間にだけ勝てば、すぐ一番になって威張ることが出来るわけだ。
身の回りの年寄りがみんなすぐ勝ちたがって威張りたがるのは、そういう環境だったからだな。
昔だったらちょっとスポーツが出来ればオリンピックを目指すほどだと勘違いし、
おかげでいっそうスポーツに熱中して、しまいには本当にオリンピック選手になれる可能性のある人でさえ、
実はオリンピックに出れるのはごく一部だよとか、もっと小さい頃から英才教育を受けなきゃダメだよとか、
今はいらん情報を得られるおかげで、あまり得意でもない勉強を頑張って公務員を目指すことになる。
すげー歌が上手いと勘違いして歌手を目指し、その過程でさらに努力して運良く歌手になる人でも、
オーディション番組を見て身の程をわきまえちゃうから、チャレンジもせずに歌は趣味と割り切る。
昔なら学校で一番勉強が出来ればすぐ神童のつもりになれるけど、全国模試があるとそうはいかない。
何をやっても、情報化社会では一番になれなさすぎて、得意な物でも大したことありませんって思っちゃう。
実際のところ、たいがいの人間は他の人間と大差ないみんな普通の人間なんだけど、
自分は普通じゃないと勘違いしてこそよその人間とは違う生き方をして、それぞれの方向に伸びるのに、
どの方向に伸びても見込みがないって自分で思っちゃうと、結局生きても無駄だなぁとか思うわけで、
ちょっと情報収集能力がある人ほど、身の程を知ってしまって希望を失い、生きづらくなってるんだよな。
スラム街からスポーツ選手が出るのは、スラム街で一番上手い子がこれで出世できると信じるからで、
その時点では英才教育を受けたもっと上手い子には負けてても、知らずに没頭出来ちゃうんだよな。
だのに英才教育を受けた方の上手い子は、もっと上手い子がいるという情報をキャッチしてやめちゃう。
石原都知事は、勘違いで自分に自信を持ちすぎた方が、高望みで異性にアタックするって話をしたが、
別に異性にアタックするかどうかに関係なく、人生にアタックするためには自信が必要であり、
自信は勘違いによって生まれるものであり、正確な情報は自信を喪失させるから邪魔になる。
この件について、他でもない石原都知事と意見が合うことになるのが実に興味深い。
と言うのも、世の中で最も正確な情報を遮断し、自分に都合の良い情報を言う人だけを集め、
おだてられて勘違いして自信満々で、何も出来ないクセに何でも出来るつもりで生きてる人種こそが、
選挙に出て飯を食ってるクズ共だとあたしは思っているし、
そのおだてられて勘違いしてる人種に分類される人が、勘違いした方が良いと言うスタンスでそれを言い、
逆に身の程をわきまえすぎてる側にいるあたしも、もっと勘違いすべきだと思って一致したわけだからな。
なんか、今からでもいろいろ捨てて何かしらのスターを目指すべきなんだと思う。
たしかにそれは無理なんだろうけど、無理だと判断させるような情報こそが人生をつまらなくしてるのであり、
情報を遮断して、自分に都合の良い話しか耳に入れず、聞いた話をねじ曲げて解釈し、
楽しくないのに勘違いで楽しく生きるってのが理想であり、気がつかなきゃ楽しいのに変わりはない。
テレビを捨て、携帯を捨て、ネットを捨て、何かで他人を負かす作業だけしてりゃ理論上は幸せになれる。