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2009年 9月 4日 のアーカイブ

ある人がそれを買ったらしいのだが、どうやら本当にそれが欲しかったらしい。
あたしは知らなかったが、テレビ通販でやってるんだって。

あたしゃてっきり加圧トレーニングの偽物で、加圧トレーニングをやりたい人がだまされて買う物だと思ってた。
しかし買った人の話を聞いてみると、加圧トレーニングではなく加圧エクサパンツが欲しかったようだ。
すなわち、あたしにとって加圧エクサパンツは加圧トレーニングの偽物だが、
買った人にとっては加圧トレーニングこそが加圧エクサパンツの偽物なのだ。
だから、加圧エクサパンツは偽物だよ、本物の加圧トレーニングはそれじゃ出来ないよ、
なんて教えようとするのは大きなお世話であり、買った人には全く不要な情報なのだ。

そもそも加圧トレーニングは、わざわざ時間を割いてつらい思いをする筋トレであるのに対し、
加圧エクサパンツは履いてるだけで自動的に筋トレになる、つらくない物なのだ。
わざわざ筋トレする必要がないから加圧エクサパンツを買った人に、
わざわざ筋トレをしなきゃいけない加圧トレーニングを勧めたって、全然ニーズが合うわけがない。
名前が似てるから、どっちかが偽物だと思ってしまうのは当然のことだが、
あたしは先に加圧トレーニングを知ったから、あとから知った加圧エクサパンツを偽物だと判断しただけで、
先に加圧エクサパンツを知った人は逆の判断をしても不思議はないのだ。

しかし、加圧してますよって言ったら、加圧トレーニングなんだか加圧エクサパンツなんだかわからない。
両方知ってる人はどっちなのか聞き直すだろうけど、どっちかしか知らない人とはすれ違う可能性がある。
でもどっちかがどっちかを告訴しない限り、どっちもパクリじゃないんだから紛らわしいままなんだな。
どっちも違った意味で加圧はしてるし、嘘は言ってない。

でもあえて言えば、加圧エクサパンツは加圧トレーニングにわざと名前を似せた便乗商法だ。
「本格的加圧エクサを手軽に体感できる加圧エクサパンツが新登場!」って、
本格的加圧と本格的でない加圧があり、これは簡単な方っていう紹介の仕方だが、
あきらかに、テレビで芸能人がよくやってる加圧なんとかを連想させようとしてるフレーズだ。
家で出来ないやつが加圧トレーニングで、家で出来る加圧エクサは似たような物だと思わせようとしてる。

でも、本当に商品に自信があるなら、お互い、向こうとは関係ありませんと目立つように書くべきだが、
どっちも書いてないって事は、どっちも便乗見たいな事を狙っているのかも知れない。
加圧エクサパンツは当然効果がないから、効果のある加圧トレーニングに便乗したいだろうし、
加圧トレーニングはつらいから、履くだけの加圧エクサパンツに便乗したいだろう。
どっちも、間違えて貰う事でそれなりにメリットがある。
お互いに便乗してたらそりゃ両方偽物って事で、まぁいいんだろう。

あえてつらい筋トレをしてる人はみんな、つらくない加圧エクサパンツじゃ効果がないと判断出来るし、
加圧エクサパンツを買った人はみんな、わざわざ筋トレしたくないから買ったんだから、
全然住む世界が違っていて、両方欲しい人もいないだろうし、紛らわしい物があることを知る必要はない。
欲しい方を買い、やりたい方をやれ。
おせっかい不要。

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サプリのカプセルをいっぱい飲むたびに、サプリなんか飲んでも効かないって思うし、
でも、何か飲めばそりゃ何かには効くだろうという期待から、ついつい何か買ってしまう。
実際、結論としては効いているんだと思うが、体感できるほどかって言うと厳しく、
金を払うほどかって言うと、結果だけ見るとその価値はない物ばっかりじゃないのかなと。
欲しくて買った分、ひいき目にみてしまうけど、公平に見て効かないよな。
しかし買ってみたと言うことに価値があるのであり、どれほど効かないかという経験を買った価値はある。
危険じゃない限り何でも買ってみるし、でも危険じゃない限り効くはずがない事は分かってきた。
いや、効くのは効くけど、危険じゃない程度の効き具合には金を払う価値が薄いって感じ。

結局の所、せっか筋トレをく頑張ってるんだからより成果が上がって欲しくて、ついつい何か欲しいわけだ。
それで、たとえば通常の筋トレより効果が何割アップとか言われると、とりあえず買っちゃう。
でもね、そもそも、通常の筋トレで上がる成果が、ものすごく頑張ってもちょっぴりなわけで、
チョッピリに対する何割って、そりゃ体感できなくて当然なんだよな。
もしかしたら本当に何割かアップしていたとしても、体感できないと効かないって思っちゃう。
あたしはBCAAが全然効かなかったと思うが、使ってたときは本当は何割かアップしてたかもしれない。
でもその程度じゃ気がつかないし、サプリでは何割かアップが限界だろうから、
結局どのサプリも効かないって判断をし、一切やめると判断するのもありだと思うよ。
逆に、体感できないだけで効いているんだと信じて続けるという判断もありだと思うよ。
某雑誌に、ほうれん草に含まれるエクジステロンでたんぱく同化率20%アップするとか書いてあり、
だったらあたしも今、ほうれん草以上に濃縮したサプリのエクジステロンで同化率アップしてるのだろう。
でも、元々ゆっくりしか増えない筋肉が、120%の速度で増えたとしても気がつくわけがない。
通常120日で達成する成果を100日で達成できる事になり、その程度じゃ誤差の範囲だろ。
体感できるとすれば、通常の2倍とか3倍とかあるいはそれ以上になったときだと思う。

テストステロン濃度が二倍にアップするサプリも、濃度二倍で筋量アップも二倍なら体感できるが、
おそらく一時的にテストステロンがアップしても、それだけで筋量アップも二倍にはならないだろう。
ただし、おそらく性欲はアップするだろうから、筋肉じゃなく性欲で効き目を体感できると思う。
しかしそれは、性欲がアップしてるんだから筋肉もアップしてるだろうという錯覚でしかない。
フォルスコリンも、飲めば筋肉の張りが違うから効いてるだろうという錯覚かも知れない。
たぶんサプリはどれも、筋肉が付くかどうかに関しては誤差程度にしか効かないけれど、
錯覚でも良いから効いてそうに思える物を飲めば、まぁそれなりにやる気は出るはず。
あえてだまされてサプリを買ってやる気を継続したい人は、とにかく何か感じる物を買うべきだ。
性欲がアップするとか、パンプするとか、胸焼けが酷いとか、自覚症状を筋肉にすり替えられる物が良い。

結論として、筋肉成長にサプリが影響しているかどうかを実感するのは無理で、思い込みだが、
思い込めるような何らかの体感効果のある物は、買う事によってやる気が出るので買っても良い。
でも本当は錯覚でほとんど効いてないんだから、なるべく安く上げるべき。
高い方が効きそうだと錯覚できる人は、なるべく高い物を買うのもありだな。
よその人が効いたとか効かないとか言ってるレビューをみても、自分に効くかどうかはわからないが、
それはもともと効かないサプリであって、効いたと思い込めるかどうかに個人差があるからだ。
効き目の個人差ではなく、思い込みの個人差だ。
レビューを見るなら重要なのは、効いた気がする体感があるかどうかだ。

筋肉アップには効かなくても、精液量アップに影響するサプリにはまだ期待してる。
期待してる例のブツは、筋肉度外視しても性的な効果があれば喜ぶつもりでいる。
フェデックスのエコノミーはたぶん途中まで陸路で来るようで、
性的な意味で期待してるサプリはアイダホ、シアトルを通って、いまアンカレッジらしい。