亀田家ピンチ

2137 letters | 652 views | コメントする

大毅の試合に軽蔑し、しかし翌朝、TBSの対応が見たくて朝ズバを視聴。
あれほど興毅と仲良くしてたみのもんたが、今度は内藤と戯れ、なぜかベルトまで借りる。
その時点ではまだ、単にどちらが勝ったかだけの話で、勝った方が褒められるという当前の内容だった。
金曜日は夜11時からニュース番組が入らないので、その後の推移を知らず、
今朝になって、Yahoo!ニュースでは、父ライセンス停止、兄試合中止、本人ファイトマネー没収、等と、
突然一家にピンチが訪れているようだ。

以前からこの日記には亀田のことを書いているが、あたしが興味があるのはボクシングだけだ。
礼儀がどうのとか、パフォーマンスがどうのとかは、別にそういう人がいてもいいと思っている。
興毅の八百長に関しても、どうやら本人は真面目にボクシングをしたつもりらしいし、
不正な判定結果に自分でもいったん驚いてから喜んでいたわけで、興毅をあまり責めたくはない。
ただ、その後も不正を認めようとしない様子が、プロ意識の低さを露呈し、好きではなくなっていったが。
しかしその問題と、対戦相手を挑発したりする態度の悪さは全然別の話だ。
態度は悪くても良いから、ちゃんとボクシングをやって欲しいものだ。

今回の大毅の試合も、相手をゴキブリと罵ったり、負けたら切腹だとか言っていたので、
負け後はゴキブリ以下だとか切腹しろだとか、低レベルな言葉のお返しがあったわけだが、
やはりそんなことはボクシングには一切関係ない話で、あたしはその部分には興味がない。
ただし、勝つ気などはじめからなかったくせに、死ぬ気で勝ちに行くと嘘をついたことは許せない。
素人をだまして、なるべく互角に近く見える試合をするのが最初からの作戦で、あれは勝負じゃなかった。
あたしは3ラウンドくらいまで、これは本当にボクシングなのかと疑って見ていた。
一般人のみなさんは後半以降を「ボクシングではない」と見たようだが、最初からボクシングではなかったよ。
4ラウンド以降、これはあたしの知らない、格上に勝つための特別な作戦かな?と思い始めたが、
その作戦上、後半のどこかで仕掛けて来るであろう勝負すら仕掛けず、ただの茶番に過ぎなかった。
勝つと宣言したのに、リングの上では惨めな負け方をしないだけのカッコツケに徹した卑怯さが許せない。
ボクシングする気がないならリングに上がるな。
本人が強いつもりでいたならいざ知らず、弱いことを自覚していながら挑むなよ。

そもそも、興毅が八百長で獲得したベルトを返上し、階級を上げたのは何のためだったかというと、
もちろん2階級目のベルトを取りに行くためであって、その逆指名があったなのに、なぜ大毅なのか?
大毅が勝ちに行かず、1Rからカッコツケに徹したということは、親父も兄も勝てないことを知っていたんだろ。
だったら、最初から勝ち目のない大毅を出さず、素直に興毅がベルトを狙えばいいじゃない。
大毅のみならず、一家全員、大毅が弱いと知っていて、それでも大毅を出す理由はない。
いや、たった一つだけ、納得いく理由がある。
八百長で勝ってきた興毅が、八百長のない試合で勝てるわけもなく、その興毅の栄光を守るためだ。
まだデビューしたばかりの大毅を戦わせるのは無理があったなどとアナウンスしているが、
無理なことを一番良く知ってるのは本人達なのに、あえて興毅を出さずに大毅にやらせたんじゃん。
そして、嘘を嘘で塗り固めるために、大毅にボクシングですらない醜態をやらせてリングを汚した。

プロレス技を使ったからプロレスに転向しろっていう安易な発想はしたくないし、
自分で言ったんだから切腹しろ等とムチャクチャな要求もしたくない。
でも、死ぬとか反則だらけとか猿芝居とか悪役とかは、プロレスの世界でやることなんだよな。
お笑い芸人のリアクションで強さをアピールするのも、プロレスラーのやる事でしょ。
あんなおチビちゃん一家にプロレスは無理だから、それをボクシングでやろうとしてるのかもしれないが、
やっぱり真剣勝負のボクシングと茶番のボクシングは分けて貰いたいな。
あたしはプロレスも総合格闘技も好きだから、ボクシングも棲み分けして欲しい。
ゴッチャにして、これ以上あの一家がボクシングの世界に関わり続けるのはカンベン。

たぶん関連のある記事:

コメントは終了しています。