退院後納豆汁

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 入院してよその人がどれだけたくさん米を食っているか思い知った。三食毎回200グラムの米が出てくるのだが、それはあたしにとってちょうど良い量の3倍か4倍くらいだ。最近では米を食う回数自体も減ってるので、病院で出てくる一食分はあたしの数日分という事になる。しかもそれが三食続く。しかもそれが毎日続く。これが別に米じゃなくて例えばポテトでもサラダでも肉でもだけど、自分でちょうど良いと思う量の三倍、すなわち無理しなきゃ食えない量を一日三回で毎日出されたら早々に飽きるだろ。入院した最初の日の最初の一食だけは、普段食べてるぐらいのご飯を食べたが、それ以降はご飯を完全に無視しおかずだけ完食したんだけど、それでも普段食べてる量より多い。しかも一日一食しか食ってなかったから、ご飯を残しておかずだけでもなお普段の数倍の量になる。まぁ、量は多くても脂肪や塩分が控えめなんだろう。そのことがまた問題で、ご飯は脂肪や塩分の高いものと一緒に食べてこそ、あたしはようやくおいしく感じるので、そもそも病院で出るおかずでご飯を食べるというのは全然おいしくないし苦痛だ。ご飯さえ無理に食べなきゃ、そんなに悪いおかずではない。すなわち、ご飯を無理に食べようとするから余計な塩分や脂肪を欲しがるし、ご飯こそ血圧と脂肪と血糖値の犯人であり、ご飯を食べなきゃと言う思い込みこそ成人病を招いているんだよ。と言う事を思いながら当たり前のように米を全部残してたんだけど、そうすると看護婦どもが珍しがってその辺の話をしようとするんだけど、あたしは一般人にその辺の話を詳しくするのは面倒くさい。病院に来て病院の食事を不健康だと文句を言っても仕方ないしな。とりあえず健康面はおいといて、あたしは好き嫌いが激しいから米を食べないって事で別にいいよ。本当は別に嫌いじゃないし量の問題やおかずによっては喜んで食べるんだけど、それを毎回違う看護婦が来て何を残したか聞いていく看護婦に全部説明してられるかと。米が嫌いな珍しい人で良いわ。



 その入院中の食事の中で、味噌汁だけは毎回楽しみにしていた。朝は必ず味噌汁が出るけど昼と夜はあったりなかったり。あたしのように米を食べたくない人は朝食をパンにも出来たんだけど、それをやっちゃうと味噌汁が来ない。別に好きってわけじゃないパンを食べるより、好きな味噌汁を食べて米は手を付けないという方がよくてあえてパンにしなかった。そういうあたしにとって納豆というポジションはどうなのかって事を病院で思ってて、原因不明とは言えお腹痛くて入院させられてるんだから腸内細菌とかを普段より考えてしまうわけで、納豆は食いたいけどご飯が食いたくないなぁって事で、好きな味噌汁に好きな納豆入れて嫌いな米は食べなきゃ良いじゃんって思った。これなら血糖値も上がらないし、醤油も使わない。おいしく発酵食品をいただくだけの無理しない朝食で良いじゃん。最近は開放されたが、以前は朝飯を無理して必ず食べなきゃいけないと思ってたからとてもつらかった。とにかく朝っぱらから米を腹に詰め込むのが苦手で、何かしょっぱいものを用意したりお茶漬けにしたりで少しでも食べようとしてがんばる嫌いな時間だったわけだ。それが最近は朝昼抜きの生活をしてうまく行ってたわけで、この食生活にさらにどこかで納豆を補給するとすればやっぱり朝なわけで、味噌汁はインスタントでもうまいから何とかなりそうだ。入院中に納豆汁を食いたいって思い続けて、退院して毎日食ってみるとやっぱり排便の調子が以前よりいい。継続したい。

 血液検査で炎症反応が出てたらしく、炎症が謎の腹痛に関係あるかも知れないとかって話をされ、そう言えば納豆のポリアミンで炎症を防ごうとか以前ハマってた話題なのに、最近はすっかり全く納豆を食べてなかったんだよね。とにかく朝っぱらから米が食いたくなかったからさ。味噌汁は米より好きだから、納豆を食い始めた最近のこの調子良さを忘れず、納豆はやめられないんだよって思い込んで続けていきたい。

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