何この更新ラッシュ

 自分でそうだからよく分かるんだけど、よその何らかのフリーソフトやらが毎日のように更新してたら、よっぽどバグだらけだって思って良いだろう。機能を追加するような更新は、その作った部分に関してだけは少なくとも多少なりともバグがないかチェックするし、これで良いかどうかっていう練り込みをするわけで、第一にそもそもそういう更新だったら急ぐ必要がないから、更新間隔は長くなる。ところがバグに関しては、それを見つけた時点で、今公開してる物が欠陥品であると気がついちゃうわけだ。欠陥がないものをよりよくするのは急がなくていいけど、欠陥があると分かってしまうと、もう一秒でも早くそれを取り下げるなり修正するなりしたくなる。自分で見つけて直してはアップ、他人に指摘されて直してはアップ、機能が多いと一つ修正したところがまた別の機能に影響してもう一回修正アップ、って感じでどんどん更新せざるを得ない。更新が頻繁ってのは言い面もあるんだろうけど、バグだらけだからそうせざるを得ないって事の方が重要だ。特に、自分で使ってみてバグとかを感じない物であれば大丈夫だろうが、自分でもバグを見つけちゃうくらいだと、そりゃもう間違いなくバグだらけゆえに頻繁に更新してる。

 で、最近は真魚がバグだらけでガシガシ更新してる。もうどうなってるんだか。いつ終わるんだか。Windows 7とMDIとDelphiを敵に回して、試行錯誤によってのみ得られるリアクションという情報だけを頼りに挙動を分析し、その全てに対して上手く行く妥協点を探って更新している。あくまで妥協点であり、正解にはほど遠い。というかその三つの中にDelphiが入ってる時点で正解に辿り着くわけもない。最初に最も正解に近いだろうやり方からやるのは当然で、それが出来なければ少し妥協したマズい方法を試して、それでもダメならもっと妥協した方法を試して、何とかしてダメではないところに落ち着いたかなぁと思って更新するが、やっぱりまだダメでまた更新する。内部はどんどん複雑化し、余計なことをどんどんするようになり、しかしそうでもしなければ使い物にならないから、ともかくちゃんとすることを目指して進むしかない。いくらやってもまだまだおかしい。

 まぁ、でも更新した時点では、昨日まではダメだったところが今日は改善され、もうダメなところはないだろうと思ってるから、今度こそ安定版だろうと思ってるんだぜ。前回までが不安定版で今回から安定版だよって、毎回思ってるんだぜ。今も、今日こそ超安定したしそろそろ次のもくろみに移ろうとか思ってるけど、またすぐなんかおかしいところを見つけて、あのバージョンはクソだからすぐ次のバージョンをダウンロードしろよって事になるだろう。ホントに砂漠で見つけたオアシスが蜃気楼だったみたいなことがエンドレスに続いてる。

 ともかく前回のバージョンは窓の閉じ方を変更したら、閉じるときの保存の確認がはずれちゃってたところがあって、今回それを修正した。これってバグの深刻度としては高いと思うので一応書いておく。

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