[日記的なもの/未分類/2006]

永田議員界隈の話 / 2006-04-03 (月)

最近ずっと、真魚の話題ばかり書いていて、こういう話は一切書いてなかったし、
例のメールが最初に出て、「お金で魂を」と言った日に書かなかったから機会を失ったが、
総退陣ということで幕引きとなったらしいので、この際にちょっと書いておく。

あたしのように、各ホームページに自分のメールアドレスをいくつも飾ってある人間は、
他の人よりもアドレス偽装メールの標的になりやすい。
例えばワーム添付メールが送られてきても、そのメールアドレスは送った人のものではない。
ヘッダー部分を見て、送信元のプロバイダにログを調べて貰って、初めて送り主を特定できる。
なにがいいたいかというと、メールほど証拠能力のないものはないということで、
しかもそれを紙にしたものなんて、さらに偽装可能ステップが増えたものであり、
それを一部黒塗りにしてしまったら、どこにも信頼に足る要素はなくなっているわけだ。
メールの中で信頼できる部分はごく一部であり、そこが明かされなかった場合は、
そのメールが本物だろうが偽物だろうが、証拠にも何にもならないことを我々は知っている。
そんな、はじめから信頼に足る部分が一つもない紙切れを堂々と出され、
しかもその隠された部分に何が書いているのかとテレビで勘ぐったりしていたので、
日本はまだまだ情報処理関連では未熟な国だなとあきれてしまった。

この証拠に出来るはずもない紙切れを唯一の証拠に、国会で重大な追及をするとは考えにくく、
なによりも、永田氏本人だけではなく、民主党が一丸となって「信憑性がある」と言ってきた。
紙切れは顛末を一番よく表したものにすぎず、証拠の方は別にあるんだという姿勢なら納得。
紙切れの方はウソでも本当でも、証拠になり得ないんだから検証の必要はないだよ。
さっさとその証拠になり得る方を出して追及してくれと、どんどんイライラが募ってきた。
そこで前原氏が言った「我々はカードがなくなる」から今出せないという発現に特大級の失望。
真実のカードは全部出して無くしてしまえばいいじゃないか。
民主党が出し惜しみしたカードとは、真実のカードではなく、
与党の足を引っ張り、与党を失墜させて選挙に勝つためのカードであるとよく理解できた。
確かに野党の仕事は、与党と争うことが一番重要なことだろう。
どこぞの曲がった団体に所属していない人にとっては、
現政府への支持が与党への投票、不支持が野党第一党への投票になるので、
民主党自体への支持を集めなくても、与党への不審を抱かせれば選挙に勝てる。
だから、自分がはい上がるのではなく、ライバルを蹴落とすことに必死なのはよくわかる。

確かに自民党にはろくでもないのがいるけれども、それ以上に民主党はろくでもないな。
でもそれは考えてみれば当然のことで、野党の仕事は与党に噛みつくことであり、
それを知らずに野党として選挙に出るなんて事は絶対にあり得ない。
はじめから、自分のやりたいことを実現しようとして選挙に出てる人は民主党には一人もいない。
何の理想もなく、それでも政治家として食べて行くことは出来るんであって、
その一番安易な方法として、野党に属して文句を言ってスキャンダルを探していればいい。
完全にそれを知っている人だけしか民主党には集まらないシステムなのだ。
だから右よりな人も赤い人も混在した寄り合い集団になっている。
対案がないとよく非難されるのも、こうした腐りきった民主党の体質だと納得した。
以前も書いたように、あたしゃ二大政党制になって欲しいと思っているのだが、
あら探しや裁判ごっこで目立とうとする人ばかりで、第二の政党としては絶対認められない。
自民党に票を入れたくはないけれど、自民党に入れないことは第二党への関節投票であり、
国会で法律を決めたい人の足を引っ張る悪いことであり、やってはいけないことだ。
今まではなんとなくだったが、今後は断固民主党拒否という姿勢で自民に投票する気になった。

ちまたでは永田氏にやめろという声が多かったのだが、この人は正直どうでもいい。
カードという発言で、本当に民主党を失墜させた前原氏の方が重要だ。
国会は立法の場であり、スキャンダル探しをする場でも、カードを切り合う場でもない。
司法ごっこが好きな馬淵氏も勘違いしている。
民主党の方々全員、国会から永久追放じゃなきゃ、解決としてはまだまだ甘い。

二大政党制と小選挙区制―アメリカ、イギリスの制度研究
二大政党制と小選挙区制―アメリカ、イギリスの制度研究
柳沢 尚武



2009/01/09 (金) 更新 ©2005-2009 汁么ゴ魚 by Wantech
Powered by rNote 0.9.7.5