妖怪ウォッチ真打

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 ちょっと前まで我が家には近所の子供達が何人も遊びに来てて、みんなでiPadを取り合ってマインクラフトをやってたのに、いまやよその子供達はみんな妖怪ウォッチにハマりまくり、うちには妖怪ウォッチがないのでそいつらのたまり場は近所の公園にシフトしたらしい。3DSはあるので、うちも妖怪ウォッチ買おうかって提案しても、どうもノリが悪い。あまり流行り物には乗っからないのかも知れない。でも、テレビや雑誌やメダルや、あるいは流行りまくってなんでもかんでも妖怪ウォッチだから結構目にすると、妖怪にはかなり詳しいことがうかがえる。でもゲームが欲しいとは言わない。こっちから言っても乗ってこない。いや実際いらないんだろうよ。むしろ、誰も遊びに来なくて平和にiPadを独占できる方が良いんだろう。

 けどうちの嫁さんが妖怪ウォッチのゲームを買う決断をした。クリスマスになると売り切れて買えなくなるかも知れないから、早めに買っておくという決断になった。その「早め」が遅い。あたしの「早め」は先月、本家と元祖は売り切れてるけど真打は予約中だよって嫁に報告したときだ。今月に入ると、本家と元祖は潤沢に売り始めたが、真打はまっとうな商売の所では予約打ち切り。まっとうというのは次の入荷がいつ何本なのかわかってる店でならと言うことだ。入荷するかどうかもいつになるかもわからない分まで予約受け付けるところでなら予約出来たけど、それって、クリスマスどころか年内に入ってくるのかどうかすら怪しいわけでしょ。いつ買えるか見当もつかない真打を買うか、今すぐ店に行って買ってこれる本家とか元祖を買うかって事になった。

 どれか買っても全然遊ばないかも知れないし、あてにならない予約をするまでもない。嫁に一万円貰って、とりあえず本家だけ買ってきた。その本家が奪い合い状態になった。なんだ、興味あるじゃん。つーわけですぐ元祖も買ってきた。あたしもやりたい。そう思っていたらAmazonで真打の予約を再開し、ただし入荷予定は12月29日だそうだ。それまでに子供達がゲームに飽きたら買わずに済むし、今のうちに予約だけして、年末までにキャンセルすれば良いや的な状態で予約した。そしたらAmazonからメールが来て、予約の順番が25日発送に繰り上がりましたって出た。あたしと同じ感じでキャンセル多かったんだなぁと。したらもう一回メールが来て、さらに順番繰り上がりました、もう発送しました、ってなった。キャンセルできずに今日到着予定。

 Amazonで真打のレビューを見たら酷い言われようで、そりゃみんなキャンセルするわって思った。これ、昔ながらのゲーム業界の買った物負け商法の典型だな。みんなが買うからって乗せられて自分も買うけど、中身を知った上で買うのではなく予約で発売日に買う。面白くないからって返品は出来ないみたいな。まだだまされるやついるのかって思ったけど、うちもそうだな。こんなののせいであたしは著作権が大嫌いなんだよな。本当に著作権は泥棒だと思う。

 著作権と言えば、うちの3DSはファームウェアのバージョンがちょうどよく、3DSマジコンが使えるところでストップしていた。3DSマジコンがもっと進化したら買って試してみようと思って待ってたんだけど、妖怪ウォッチをやるには3DSのバージョンを上げなきゃいけないらしい。うん、まあもう既にマジコンもやらなさすぎて心が離れてるしな。金かけて楽しむ程面白くない状況になってきたし。3台ともフルアップデートしたわ。だいたい、この妖怪ウォッチ買うまで誰も3台の3DSに触らず、ずっと放置してたからこそファームウェアがちょうどよかったわけで、うちは3DS需要もないしマジコン需要もない。

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