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Alphaの日記をざっと読んだ。
難しすぎる話題が多く、ほとんど理解できないのだが、わかる部分は参考になった。
特に、インド方面の言語については知らなかったことを知れて満足している。
以前は不明だったこのエディタの存在意義、方向性が何となく見えてきた。
最初見たときは、スクリプト用のエディタなのにユニコードに注力して理解不能だった。
スクリプトとかプログラミングってむしろ、コンパイラとかが判定に失敗しないよう、
ANSIのみ、もしくはせいぜい日本語でコメント付けるのみだろうよと。
逆に多言語重視なら、プログラマしかわからないような要らん機能多すぎでしょうと。
この、どうしても矛盾して見える仕様の解釈が、自分なりに出来た気がする。
例えば真魚は、プログラミング用としても、多言語編集用としても使い物にならない。
唯一、あえて使い物になる用途を挙げるとすれば日本語編集だっていうだけで、
別に日本語編集のための優れた機能を持っているわけでも、特化して作った物でもない。
それでも、向いてない使い道があるんだから、それ以外に向いていると書く。
日本語用に作ってるって言ってるエディタって、実は日本語以外使えないだけなのよね。
もしくは汎用って言えるかも知れないけど、逆に何をやるにも半端だとも言える。
Alphaって、現在は折り返しがないからまだ日本語の編集とかには使えないし、
まだスクリプト用にしか使い物にならないからスクリプト用って書いてるだけだ。
いや、もしかしたら本当にスクリプト用以外に使って欲しくないのかも知れないが、
少なくとも、ユニコード対応で差別化するって存在意義を明言してあるわけで。
そこが重要なポイントであるとすれば、まだスクリプト用ってことだよね。
では真魚はどこで差別化するか?
答え:差別化しない。
これは、あたしと嫁が使うために作っている最小公倍数だか最大公約数だかであり、
嫁にも使えて、あたしの欲しいものをも実装する、ごく個人的なソフトである。
EmEditorのフリーが出て、公開の必要も開発の必要もほとんどなくなったし、
誰かの役に立つつもりで偽善公開してるとは絶対に思われたくない。
フリーソフトは、有償化予定がない限り、完成してから公開すればいいのに、
もしくは公開した時点で完成にすればいいのに、
α版とかβ版とかいって、まだバグバグですよと断って公開する物も多い。
なんで、未完成だと断ってまで、先行公開する必要があるかと言えば、
よその人にバグ潰しの下僕となることを要求しているに他ならないわけで、
真魚も、下僕が多い方がバグ潰せそうだからソース含めて公開するわけだが、
これは自分使う道具の完成度を高めるためであり、
誰の役にも立ちたくないし、どこにも普及させる必要はない。
だから、何かで差別化して先を行く必要も全くない。
これからも、ただあたしにとって便利で、嫁も説明なしで使えるようにと。
それだけ。
Alphaは全てにおいて上を行ってる感じなので、日記はいくらでも参考に出来そうだ。
真似して実装したい機能はまだ思い浮かばないけど、情報は豊富。