全部面倒くさい

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アサシンクリード2を、一応スタッフロールが出るところまでやったが、結局あまり面白くなかった。
見つかるなって言われるミッションは、見つかってやり直しになるのが面倒でやりたくなかったし、
追いかけろって言うミッションは追いつけないばかりか意図しない方にジャンプしてイライラしたし、
逃げろって言われて逃げまくってもいつまでも追ってきて、なかなか終わらない面倒くささがあったし、
時間以内に扉をくぐるやつとか拷問かと思うくらい失敗させられて苦痛だったし、
結局、あーいうミッションはやりたくない、こーいうミッションもやりたくないで、
どれが面白かったかと言えばどれもそんなに面白くなくて、面倒くささだけ印象に残った。
続けて続編もやる予定だったが、さすがにこれと同じような作業をもう一本繰り返すのは面倒だ。

全く面白くないのかと言われれば、いや、面白かったから一応最後までやったんだよ。
建物を眺めながら、どこをどう登ろうかなって企てるあたりはまぁ面白い。
しかし登るために時間制限があったり、追われたり追ったりでテンパってるような状態だと、
キャラやカメラが自分の意図したとおりに動いてくれないことが多く、逆にイライラさせられる。
カメラはあえて制限してたりするから、そういう制作意図のもとにやってるんだと納得するが、
キャラの操作に関しては、慣れの問題では解決出来ないほどの、設計段階からのまずさを感じる。
このゲームに限らず、多くのゲームが3Dの空間を2Dのコントローラーで動かす設計になっているわけだが、
スティックの上下が画面内での上下なんだか重力のかかる方向での上下なんだかを、
あまり区別してないって事が、特にアサシンクリードの世界では問題を起こしてる感じ。
具体的には、スティックを前に倒すことは前に移動することなのか、それとも建物に登る事なのかだ。
逆にスティックを下に入れることが手前に移動したいのか降りたいのかってことだ。
意図せず登るイライラ、意図せず降りるイライラ、その上、
登れるか登れないかは登ってみなければわからないようなオブジェクトの表現。
これが時間制限なしでのんびりやれたら楽しめるのに、急げって言われて思い通りに行かないから腹立つ。
で、失敗するといちいちロード画面が出てやり直しさせられるから、ゲーム自体をギブアップしそうになる。
そしてなぜか、何のコツもつかんでないのに、同じ所を何度もやってると、時々成功してクリアしたりするから、
あたしはたぶんランダム要素があるんじゃないかと思ってるが、
とりあえず繰り返しやれば進歩しなくてもいつかクリアできるはずだと思う事が出来て、
腹が立ってもランダムだと自分に言い聞かせ、いつか当りを引いてクリアできると信じて、実際クリアした。

そんな調子で最後まで我慢してやったような物だから、さすがに続編も我慢してやる気にはならない。
他に面白いゲームがなければ、最終的にはやるかも知れないが。
これは洋ゲーの中ではかなり親切で遊びやすい方だと思うが、それでもしょせん洋ゲーだなって感じた。
こういうのが楽しめないようでは、PSではあたしの楽しめる物はあまりなさそうだなという印象。

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