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2010年 3月 16日 のアーカイブ
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世の中たいがいのことはネットで調べればわかるようになったが、ローカルルールがある場合は例外。
よその地方から来ると混乱するのは当然だし、どうせやらなくてもいい儀式だからどうでも良いのだが、
地元にいるのにわからないと恥ずかしい場合がある。
たまたま、別々の人だけどよその通夜と葬式に行ったので書いておく。

まず通夜は、新聞の死亡広告を見て必要だと思ったら自主的に行き、
葬式は仕出し料理が用意してあるので呼ばれない限り行かない。
よそでは逆の所もあるらしい。

通夜には誰が来るかわからないので、受付の混乱を防ぐため、時間ギリギリに行ってはいけない。
他人なら3000円、親戚なら5000円を包んで、裏にちゃんと金額を書いて持っていく。
これと受付で名簿に名前を書くことで、遺族は誰からいくら貰ったか把握できる。
香典返しとして粗品を貰う。
棚が飾ってあり、向かって右側に遺族が座っているので、
左から回って焼香し、右の遺族らにもお辞儀して、どこでも好きな席に座る。
坊主が一曲披露し、喪主が挨拶しておしまい。

葬式はあらかじめツケという招待状が来て、それに時間と会費が書いてある。
会費は1万円から2万円で、包んで持っていく場合は香典の裏に会費である旨書く。
よその人は包まずに持ってきてたから、袋は用意だけして臨機応変がいいだろう。
通夜に来なかった人は会費の他に香典を持っていくので、その場合は名簿を書く。
通夜と同様、焼香して好きな席に座る。
今回も坊主が一曲披露するのだが、通夜と違ってパフォーマンス中にも焼香する。
葬式に続いてナントカ式を行いますとアナウンスされ、遺族も一般席に移動する。
坊主がもう一曲披露し、今度は遺族も焼香し、続いて一般も焼香する。

終わったら墓地にみんなで行って埋骨し、線香を上げてくる。
その間に会場は仕出し料理のセッティングがなされ、あらかじめ決まった席で食べる。
当たり前のように酒が出るけれど、葬式だから乾杯はしない。
コンパニオン的な人が一応回ってくれる。
席には家の代表の名前が書いてあるから、たいがいジジィの名前で、
でもだいたいジジィは来なくて子か孫が来るから、書いてある名前と来た人の名前が一致しない。
みんな見たことはあるしどこの家の人かも知ってるけど名前は知らないって感じになる。

料理は結構たくさん出るのだが、一部持って帰る前提だから無理して食べず、
そばとか鍋とかの汁物や、茶碗蒸しなどの持ち帰れない物を中心に食べる。
ただし、持ち帰るのは保健所的にアウトみたいで、風習だから見て見ぬふりで自己責任ってスタンス。
明確な終わりの時間はないが、コンパニオンが料理を詰めて回ったらそろそろ終わりって事だ。

飾った花を小分けにしてあるので欲しい人は貰って帰る。

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あたしは小食で、一般的な一人前の定食とかは多すぎると感じるのだが、オマケに食べるのが遅い。
よその人はいろいろ会話しながら焦ることなく食べてるのに、
会話もせず全力で速く食べてるあたしの倍くらいのペースになっている。
ただでさえ食べる量が少ないのに、それでも我慢して早食いして、なおかつ速く食べろって言われる。
別に遊んでるわけでも休んでるわけでもなく、真剣に食べても遅い理由は咀嚼回数だ。
それはたまに指摘されるので自覚してるが、あたしは意識せずとも咀嚼回数が多いので、
あまり食べてなくても満腹になるタイプの小食らしい。

健康番組なんかでは良く噛んだ方が良いとか言われて、意識して咀嚼回数を増やしたがる人もいるが、
そりゃ高速で噛んでれば良いかもしれないが、今までと同じ速さで噛んでたら食べるのに時間がかかる。
時間をかけて食べても良い時はそれで結構だが、飯が遅いと周りの目が気になるときも多々ある。
もともと咀嚼回数の少ない人が、場合によって咀嚼回数を増やすっていうパターンなら問題ないが、
もともと咀嚼回数が多い人は、いくら速く食べようとしてもこれ以上速くならなくて無理だ。
健康のために増やしたいって人は好きにしろだが、逆に減らしたいってのは無理だし、
うらやましがられても実際は損ばかり。
しかもお腹いっぱいになるから量を食べれないって場合、よその人はラーメンに餃子とライスも食べれるのに、
あたしはラーメンでお腹いっぱいだから餃子もライスも絶対食べられない。
肉と野菜とご飯を出されても、全部は食べれないけど肉と米は食いたいので野菜は残してバランスが悪い。
等々、世の中にある一人前の食事量の基準が、あたしには多すぎるせいで、大変不自由だ。

で、なんで自然に咀嚼回数が多いかってのに心当たりが見つかった。
よその人は弁当にお茶とか味噌汁とか付けるが、あたしはご飯中に何か飲んだりしない。
外食しに行くとまず水が出てくるが、その水に手を付けようとも思わない。
食後だったら飲みたい事も多いが、食べながらってのは飲みたくならないので、
家でもまずご飯とおかずを食べきって、最後に味噌汁を飲むが、なくても気がつかない事が多い。
飲物なしで食べる事に慣れると、そりゃ当然に良く噛まなきゃ飲み込めなくて、自然に噛むさ。
逆に、早食いしたきゃあまり噛まずに水で流したりするんだから、逆早食いが習慣化しちゃったわけだ。

これに気がついたので、速く食べたいときは意識して何か飲みながら食べてみたい。
今まではむしろ、小食だから飲物なんか腹に入らないと思ってたし、
飲んでる時間があったら食べたいと思ってたわけで、発想を転換してみれば速く食べれるかもしれない。

一般の人には、咀嚼回数を増やしたきゃ飲まずに食えというアドバイスが最適と思うが、
喉がつまるとかの理由でたぶんおおぴらに言えなくて、知ってても誰も言わないんじゃないか。

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