真魚3.30.6

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 作ってる本人はいじり倒してるけど使ってる人にはそんなに変わってないって事が多い。でも今回は、使い勝手を左右するほどの変更に面食らう人が出てくるかも。でもビックリするのは最初だけで、たぶん慣れたらこうした方が使いやすいだろうと思ってやっている。って、最近開いたファイルリストに関することなんだけど。

 すごく長いパスをメニューに表示すると、メニュー自体がどばっと画面を専有して嫌なので、メニューに表示する長さの省略は必要だ。でもどのくらいの長さで制限をかけたら良いのかとか、どうやって省略するかって言う問題は常につきまとう。例えば先頭から何文字目まで表示しようなんて事をやると、肝心のファイル名が表示されないからダメだ。かといって後ろから数えて何文字目までってのも変。それで、今まではアタマとオシリを表示し、真ん中を省略するっていう手法をとっていた。これで結構大丈夫だけど、表示する文字数が少ないせいで、ファイル名は出てるけどそのファイルがあるフォルダ名が出てないって事が結構ある。たぶんよその人でも一緒だと思うが、ファイル履歴に欲しい情報の優先順位は1番目がファイル名で2番目がその場所のフォルダ名、ドライブレターからの情報は3番目になると思うんだよ。

 つーわけで今回の変更点は、「ファイル名(ファイル名を除いた部分)」の形で表示することにして、そのパスの方は従来のように文字数制限をかけているんだけど、文字数制限をかけてもオシリの部分はファイルがある場所のフォルダ名になってるから、重要な情報は表示される事になる。また、ツールバーとメニューをDelphi標準でないやつに変更した時点で、メニュー上にもマウス操作でツールチップヘルプが表示されるようになり、省略されたメニューにマウスカーソルを合わせてフルパスを表示させられるようになった。

 その他の変更はすでに書いたとおり、MDI背景ぐらいしか見た目は変わってないが、XE2にしてからとかMDIにしてから挙動が変わってるところを対処したりとか、本当はいっぱいいじってる。タブの変更はなし。

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  1. cielphy
    2012年 06月 09日 土曜日 09:08

    タブを切り替え、また元のタブに戻るとスクロール位置が戻ってしまいます。これはバグでしょうか?これまでの真魚では一度も経験したことのない現象です。ファイルを開くのその発想は素晴らしいと思いました。出来れば履歴数をもう少し増やせたらさらにいいかも。いつもありがとうございます。

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