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2013年 1月 18日 のアーカイブ
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 あれほどはるかな高みにあったUVERworldさんの儚くもが格好良く歌えるようになった。得意な音域ではないので、おそらくUVERworldさんの別の曲は格好良く歌えないだろうけど、儚くもに関してはかなり満足な仕上がりになった。別にファンでも何でもなく、ガンダムで知ってる曲だったから歌ってみて、練習したくなる要素が多かったから選んだだけだが、他の課題曲も全部そういう理由で選んでたりする。平原綾香のジュピターも、同じような理由でだいぶ前から課題曲に入っていたわけで、すなわち今ほどうまくない頃から歌ってたんだけど、最近まためっきりうまくなって新たな気持ちで歌うようになって、前以上に平原綾香を練習したくなっている。

 もうあたしはうまくて当たり前レベルであり、うまく歌うかどうかではなく格好いいかどうか、人を楽しませることが出来るかどうかを求めるレベルだ。あたしがこの面構えで平原綾香の裏声をやればそれだけでウケを狙えるので、そういう意味ではエンターテインメントになっているし、以前はそっち狙いで練習していたけれども、今となってはもう宴会みたいなところで歌を披露する機会など意識しなくて良いのだと思い知り、心置きなくウケ狙いより格好良さを追求出来るようになった。すなわち、以前は格好悪い裏声で良かった物を、格好いい裏声で歌うと言う方向に変更したことで、またこの歌が重要な課題曲になったという事だ。

 つーか原曲でどこから裏声なのかわからない。あたしの場合は明確に裏声は裏声だ。どこからだかわからない歌い方が出来るかどうかってのがとりあえず目標。しかしやはりどうなればうまいのかって言う感性が欠落しているので、とにかくモノマネだ。でも女の曲だからマネにも限界がある。裏声だけをマネしてるつもりが、それ以外の部分もモノマネみたいな歌い方になっちゃう。しかも平原綾香と言うより中島みゆきで。

 あと今年新たに課題曲の仲間入りして気に入ってるのはBUMP OF CHICKENの船がどうのというやつで、音域的には全く問題ないのにやはり格好良く歌う事が難しい。格好つけようとして余計なところに力が入ってしまい、力が入ったところが格好悪いので、むしろもっと淡々と歌ってなおかつ格好良くならないかって追求している。それからアンジェラアキの手紙が云々も、最初からまぁまぁうまく歌えてるんだけど、ランランラのあたりから裏声続きでメリハリがなくなるので、どう歌ったら良いものか研究中。走れ正直者は練習する前からうまかったが、ヒデキのマネを取り入れつつ微妙にアップグレードできている。挫折したのは槇原敬之のフルサトとちあきなおみの喝采で、音域もあわないし格好良くもならないし、もう課題曲から外した。

 特に裏声の時だが、NHkでやってる少年少女合唱コンクールみたいに、首を大きく揺り動かして歌うようになってしまった。意識してやってるわけじゃない。むしろ運転しながらこんな熱唱してて恥ずかしいので不都合なくらいだが、ついついそうなっちゃうんだからしょうがない。これって、よその人がそうなってるのを見て感情を込めて歌ってるのかと思っていたが、込める感情を持っていないあたしでもそうなってしまうわけで、自分の声をより自分自身でコントロールしようとすると、声だけじゃなく体全体を動かしてしまうことで起こる現象なんだと悟った。まるでマリオにのめり込みすぎて、Aボタンを押すだけで良いのにそれが出来なくてコントローラーごと動かしてしまう現象と一緒だな。声しか関係ないのに顔も首も動かしてしまうわ。運転中にな。