日本棋院の囲碁文庫シリーズは、カバーがビニールじゃないので、手の汗でボロボロになっちゃう。
だから、買ってしまった本でもあまり触りたくないし、欲しい本も買いたくない状態が続いていた。
それで先日、囲碁文庫シリーズのために透明カバーを大量購入。
一冊だけだったら透明じゃなくても何の本かわかるけど、本棚にたくさん並べるなら透明じゃないとね。
これで何の憂いもなくなって、初段合格の死活というのを買ってみた。
まず、パラパラめくったが、おそらく黒番統一だろう。
ただ、攻める問題と守る問題がゴチャゴチャに混じってるので、三問目でいきなり混同して、
守る側の問題なのに攻める側で答えを出して解答を見ちゃったがね。
それでも、白番黒番ゴチャゴチャよりはマシだし、攻守混合はひと目のシリーズも同様だから許せるが。
こういう出題順になってしまうのは、難易度順に並べようとするからなのであって、
攻める章と守る章にわけてからさらに難易度で並べた、石田芳夫の二冊がいかに優秀か再確認できた。
日本棋院の本はそこまで優秀ではないけれども、黒番統一だけでも相当ありがたい。
答えのページは、三段構成の必ず一番上に正解図が載ってあるので見やすい。
依田ので、三段構成のどこに正解図が載ってるかが問題によって違う詰碁より大変良い。
ただ、書いてある手数は少ない。
最初の方の簡単な問題は三手で決まるけど、五手目でようやく二眼になるので、
詰碁の素人には、三手までしか書かれてなければその先どうなるかは想像出来ないはず。
なんせ初段対象だから、初段の人にとってはその先まで詳しく書く必要なんてないという判断だろう。
だから、ほかの詰碁で訓練してからでないと、いきなりこれじゃ難しそうなレベルではある。
これが三手の詰碁だとすれば、詰碁で読みの訓練が出来る最低ラインも結構高い。
ひと目の詰碁じゃ訓練にならん。
難易度の幅は、ひと目で五級から、10分で初段までということになっている。
あたしはひと目で五級の問題を、ひと目ではなく考えて解けるという腕前なので、
簡単すぎる問題はなく、むしろ、最初の方でさえ難易度はちょうど良いくらいだ。
後半は難しそうだが、他にも初段が対象の詰碁をやってる人なら、難しすぎってこともなさそう。
級の問題は58問ということで、少なくとも残り92問は初段レベルで揃えているようだ。
ということで、耐久度の弱点は補ったし、正解図での手数の少なさも今なら問題にならなくなって、
この先何度も繰り返すとしてもストレスが少なく、ずっと楽しめそうな本だ。
これなら、初段に飽きたら三段、六段、七段とステップアップも出来るから、
最初である初段の本が気に入るかどうかが、その先を気に入るかの基準にもなるから最も重要だが、
現時点ではなかなか気に入っているから、期待が持てそう。
一回目は、答えが一瞬で分かった問題でもヒントや解答までジックリ目を通す予定。
人に勧めるとしたら、ひと目の詰碁の後の二冊目にするには解答ページが足りないので、
三冊目以降の詰碁としてならオススメだろうな。
[日記的なもの/囲碁/2007]
初段合格の死活150題 / 2007-12-05 (水)
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2008/11/19 (水) 更新 ©2005-2008 汁ムゴ魚 by Wantech
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