Amazonで確認しても特に売れているというわけでもないのでナメていたが、
石田の実戦詰碁が面白くて仕方がない。
ジックリ考えて、答えがわかった瞬間のアハ体験やら快楽物質やらもさることながら、
似た形が何度か出てくると知ってるから解けるという、勉強の成果にも嬉しくなる。
やはりまた受験に例えるが、自分が覚えた所がちょうど本番で出題されると、
勉強して良かったなと言う実感を得て、そしてもっと勉強を続けようというモチベーションになる。
まぁ、そのままガリ勉を続けているとそのうち、試験に出るのは勉強した所ばかりになり、
知ってて当たり前の問題をいかにミスせずに正解するかの戦いになるから、
勉強したことが出題されるという事に喜びを感じてるのは、シロートである証拠に過ぎないのだが。
囲碁シロートとしては、似た形がドンドン出てくると、もっと似た形をやって覚えたくなってしまうわけだ。
この本は問題の前に「死活は全て積み重ね」と言うことを書いてある。
たしかに、死にの形を覚えれば、その死にの形に導ける形も全て死にということになる。
例えばナカデで死にっていう形を覚えれば、三手でナカデまでいける形は全部解けるようになる。
三手でナカデの形を覚えれば、五手でナカデの形も解けるようになる。
五手でナカデの形がわかればきっと、基本死活を暗記するようなレベルにいけるはず。
そうすると、かなり早い段階で形を見ただけで生きか死にか、手を抜けるか判断出来るようになるはず。
手抜きの判断が出来るかどうかで、急場か大場かの判断にも影響するので、布石も上手くなるはず。
そうなると今はまず、この本を暗記するほど繰り返せばいろんな実力がつきそうな気がしてならない。
ひと目の詰碁にも簡単な問題を繰り返しやった方がいいと書いてあって、
実際何度も繰り返したが、繰り返したことが実戦に結びつきそうもなく、その効果を疑っていた。
しかし、ひと目の詰碁を繰り返したおかげで、もう少しレベルが高い詰碁の考え方がわかった。
その、もう少しレベルの高い詰碁ってのは、実戦で出来るかも知れない形に近付いているんだな。
すなわち、実戦ではひと目の詰碁レベルまで簡単な状況になる前に負けるから、そんな形は現れない。
もうちょっと早い段階で読みに入らないと負ける。
ひと目の詰碁だけでは、その読みの力はなかなか身につかない。
だから、もうちょっとだけ難しい詰碁をやってみたら、今回ステップアップ出来たんだから、
これからもどんどんステップアップできそうな自信がついて、この本は面白いということになったんだな。
万波ハンドブックには簡単な詰碁をやれと書いてあったけど、簡単にも程度があるわけで、
一番簡単な問題だけで事足りるなら、難しい問題の存在価値がなくなるじゃないかと。
理解できる範囲内の問題をやれという事が重要なんであって、多少難しい問題もやらないといけない。
で、繰り返し、暗記するほどやって、またステップアップして暗記するほどやると。
暗記といっても、形だけじゃなく読みまで暗記することになるから、応用範囲も広くなるはず。
詰碁ばっかりたくさん買ってるわけでもないから、他との比較ではないけれども、
この本は面白いし暗記したいし、基本死活よりは簡単で、シロートでも出来そう。
ひと目の詰碁より先に買って、何も知らない状態で読んで一度挫折してるから、
シロートって言っても、二冊目の詰碁っていう辺りがこの本のポジションなのかなと。
[日記的なもの/囲碁/2007]
暗記したい詰碁 / 2007-09-29 (土)
2008/12/03 (水) 更新 ©2005-2008 汁ムゴ魚 by Wantech
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