中古で入手した定石がわかる本ってのが、わかりやすくてよい。
よく、定石は覚えるんじゃなく、一手一手の理由を勉強すればいいとか言われるわけだが、
この本ではかなり寄り道をしながら一手を説明するので、定石だけじゃなく序盤全体の勉強になる。
あまりに丁寧なので、何十局も対局して研究しつくしたかのような錯覚に陥る。
ただ難点を挙げれば、星の定石が二つしか書いていないこと。
星にカカリを打たれた時にはさむという定石だけは掲載されていない。
今、あたしの敵は手談対局であり、手談対局には4子置かせて貰っているわけで、
四つの隅はすべて人間の黒が星に置かれているわけだから、当然、手談はカカリにくる。
その四つの隅へのカカリをどの定石で受けるのがいいのかと、いろいろ考えたわけだ。
とくに、ツケノビという定石は今まで使ってみたこともなく、いざやってみたら本に載ってない展開になり、
自分なりにツケノビは研究した上で、既に開きがある時に使えば有利だという結論に至った。
一間受けとツケノビを詳しく本で見て、万波ハンドブックでハサミの定石も見てみたら、
書いてあったハサミは三間高バサミで意外だったが、これは使えるとひらめいた。
4子置いた状態から三間高バサミをすれば、NHKでやってる三連星の状態に出来るじゃん。
しかも、三連星のヒラキがあれば、ツケノビも上手く行きそうじゃん。
ということで、手談に対する序盤の攻防は、ある程度攻略が進んだ状態。

まず、右下に白1とかかってきたので、下辺のヒラキを兼ねたハサミから黒12まで定石。
次に左上に白13とかかってきたので、上辺のヒラキを考えて一間飛び受けて黒18まで定石。
下辺が三連星になった場合、次のヒラキを上辺にすべきか左右の辺にすべきか迷った。
次は右上に白19とかかってきたので、ツケノビの定石を使って黒28までで、上辺は黒がガッチリ。
下辺も左下にかかってくるかと思ったが、その前に白29があり、どう対処していいか分らない。
なんとなくの黒30コスミツケは策があってやったわけじゃないので要検討。
左辺が放置なのがなんとなく怖いので、黒32とせまっておく。
最後に白35と直接三々に来たので、これも定石で受けて、さてここからはどうするかの状態。
自分のどこを守り、相手のどこを攻めるべきか、ここからが面白い所のはずが、ここからよく分らない。
なんとなくで押し合って、なんとなくで30目くらい負けそうな予感しかしない。
白31と白33との連絡を絶ってみたいということと、左上の3子しかない白を攻めたいかなってくらい。
定石を覚えると二目弱くなるらしい。
ここまでのもうすぐ50手という所までの進行が、以前より強くなったか弱くなったかは不明だが、
以前よりはちゃんと考えてここまで進行させた。
定石の本もまだ半分までしか読んでいないし、他に読んでない本山積みにもかかわらず、
「これで十分 白江式上達する詰碁」というのを買ってしまった。
Amazonで在庫がなく、しかも中古で倍額の物を、例の書店で見かけたからという点が最も大きな理由。
二冊もあったよ。
「これで十分」とか、「これだけ繰り返せ」とか、あたしの弱いフレーズが並んでいるし。
おそらく、本当に弘前で囲碁の本はほとんど売れてないから、紀伊国屋とかではあまり入荷しない。
しかし某書店は弘前に対するリサーチが不完全で、間違えていっぱい入荷してるに違いない。
だからこういう中古で高くなる本がいろいろ売れ残っているのだろう。
[日記的なもの/囲碁/2007]
星の定石 / 2007-09-13 (木)
2008/12/03 (水) 更新 ©2005-2008 汁ムゴ魚 by Wantech
Powered by rNote 0.9.7.5




