[日記的なもの/囲碁/2007]

最速上達法 / 2007-08-10 (金)

アマゾンから来た4冊のうち、3冊は姉妹品で同じくらいの厚さや大きさ。
370頁という意外なボリュームで、左頁に問題、めくると右頁に答えが載ってるという構成。
手筋と詰碁は問題が始まる前にちょこっと説明頁があり、その辺までは読んだ。
布石は1題だけやって、昨日まで読んでた本と内容がかぶりそうなので後回し。
なんせ4冊も一気に買った物だから、やる順番を考えなきゃいけない。
これら3冊は第二十五代本因坊趙治勲だし、アマゾンでも売れてるようだし、
自分で確かめるまでもなく良書だろうし、たとえ後回しにしても必ず読むはず。
というかむしろ、この三冊以外に必要な本なんてないかも知れないくらい。

だが、本当に期待して買ったのは、これら3冊ではなく、残り1冊の「最速上達法」だ。
「あっという間に上級者」とか、「マスターすれば初段の実力」とか書いてある。
読みや記憶は初段までは必要なく、法則さえ覚えればそこまで行けるんだとよ。
こんな楽そうな本を買わないわけがない。

何が書いてあるかというと、まずは4つの法則だ。
9路盤ではたった4つの法則の通りに打てばいい。
と、書いてあるにもかかわらず、次の頁でいきなり法則にそぐわない手を打たせる。
自分の地を守りながら相手の地を減らす「大切な手」だからだそうだ。
大切な手ほど法則を使って説明しなきゃ法則の提案が破綻しちゃうじゃん。
さらに、三三定石を覚えよう、死活を覚えよう、って、4つの法則しかいらないんじゃなかったのか。
ちょっとダメっぽい。

4つの法則も無理矢理な話で、たとえば「まわりにきたらごあいさつ」って、
どこまでが周りかも、ごあいさつに何をするのかも、曖昧なまま法則だと言っている。
ツケにはハネよを要求することもあれば、ノビよを要求する事もある。
法則と言うからには、次に何をすればいいかをしっかり表さなきゃ、覚えても何も出来ないじゃん。
いかにも知っている人の見解であり、知らない人を導くことなど出来そうもない。

結局、何をマスターすれば初段になれるのかと言えば、この勝手な法則をマスターするのは不可能だから、
法則を無視して普通にやっても結果的に法則通りに打っているくらいが初段なんだろうな。
ちょっと腹立つくらいダメな本だわ。

ところが、本当に法則なんか無視して読むと、法則じゃなくて戦法もしっかり書いてあり、
9路盤での戦い方の説明は、あたしがigowinに対してやってる攻略法に近い。
不思議な本だ。
法則さえ覚えればってのは全くの嘘で、最速でもないかも知れないが、上達法ではある気がしている。

とにかくこれを先に読んで、あとは趙治勲をじっくり繰り返すつもり。

決定版! 囲碁入門その後の最速上達法 (マイコミ囲碁ブックス)
決定版! 囲碁入門その後の最速上達法 (マイコミ囲碁ブックス)
石倉 昇



2008/12/03 (水) 更新 ©2005-2008 汁ムゴ魚 by Wantech
Powered by rNote 0.9.7.5