[日記的なもの/食べ物/2008]

一斉休漁について / 2008-07-15 (火)

世間との大きな認識のズレを感じるので、まず前提となる話からしていこう。

昨今、環境問題を語る人はとにかく二酸化炭素の排出関連ばかり言いたがって、
そのついででちょっと森林の伐採の話をする程度。
でも、森林の伐採をあまりしちゃいけないって話がわかる人なら、
魚も捕りすぎちゃいけないって話もわかってくれるはず。

これから数十年の間に世界の人口は倍になるわけで、これは止められない。
倍どころか、まだまだドカンと増えていくよな。
人間の数が倍になれば、食料も倍必要になる。
だからって、食料が自然に倍に増えてくれるわけはないよ。
これが大問題。

で、問題を解決するためには、人間が食べる食料は人間が増やすしかない。
他にどうするとかって言うアイデアは通用しない。
すぐに人口が倍になるはずだから、すぐに食べ物を増やさないと間に合わない。
増やすのが間に合わなくて海や山から取ってくるようでは、海の生き物も山の生き物も枯れ果てる。
なんせ食べる側の人間が倍になるんだから、人間が環境に及ぼす影響も倍になる。
そりゃあっという間に地球は枯渇して、人類もろとも絶滅するだろうね。

そうならないために、人類は無計画な狩猟と採取をやめて、牧畜と農耕で暮らしていかないといけない。
魚を食べる必要があるなら、全て養殖して増やしたものだけにするしかない。
たとえ日本の領海から魚を捕ったとしても、地球環境に影響するから他国に何か言われるはず。
今は割と自由に魚が捕れているけれども、この先、世界はこういう風潮になるはず。
だって、肉しか食ってない国は、家畜を自分たちで増やしてるのに、
日本だけ生態系に手を付けて、落ちてるものを拾って食べる原始的なことをしてるんだぜ。
地球はみんなのものなのに、日本だけ自分たちの海なら壊しても良いという話は通じるわけがない。
捕鯨問題も、かわいそうとかなんとかじゃなく、最終的にはクジラに限らず、
人間が自分で増やしたわけでもないものを勝手にとって食べちゃいけないって事に、結局なると思う。
いや、ならなければ人類絶滅間違いなし。
あとは時間の問題だけであって、魚を食いたい日本人は、さっさと養殖技術を磨いて自給しないと、
世界的に環境に悪い国として、自然環境から食料を強奪する国として、やり玉に挙げられる。

という状況は見えているのだが、そこで一斉休漁の問題だ。
漁業関係者を助けるかどうかについて、個人的にはそれより地球を助けて欲しい。
漁業関係者を救済するって事はすなわち、魚を捕っても採算が取れることにするってのはすなわち、
ジャブジャブと割の合わない石油を使って、それでも安い魚が市場に出回り、
みんなで安い魚を食おうぜっていう方向に国が動くって事だろ。
それは逆だろ。
日本はいつも文化だ伝統だという言葉を並べて、何でもかんでも勝手にやりすぎだよ。
もうね、漁業は悪いこと。
今はまだそうでなくても、これからそうならないと間違いなく人類は滅亡する。
わかりきったことだよ。
今はまだそうでないからこそ、今から漁業をちょっとずつやめて準備していこうよ。

テレビで、油が高くて採算が取れないという報道を見るたびに、
油を安くしろとか、政府で補助しろとかって感じる前に、そんなに油を使わないでって思うわ。
天然の魚は高級品って事で良いじゃない。
養殖の魚、肉、野菜にくらべて、自然環境から取ってきた物は高額って方がいいじゃない。
むしろ天然の魚に価格の3倍くらい税金かけて食べれなくするぐらいがいいと思う。

もうほんっとに漁業はどんどんやめて、22世紀まで人類繁栄しようよ。
養殖できない魚はあきらめようよ。




2008/12/01 (月) 更新 ©2005-2008 汁ムゴ魚 by Wantech
Powered by rNote 0.9.7.5